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病院の待合室の時計とあやめの花

趣味・日記
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こんにちは。就労継続支援B型事業所かなうラボ利用者のりりぃです。

先日、病院の受診日でした。

予約時間に合わせて病院へ到着すると、待合室にはすでに多くの人が座っていました。受付を済ませて番号札を受け取り、空いている席へ腰を下ろします。

時計を見るたびに針が少しずつ進み、診察室から患者さんが呼ばれる声が時折聞こえてきます。

病院の待ち時間は不思議な時間です。

本を読んでいる人、スマートフォンを見ている人、静かに目を閉じている人。それぞれが自分なりの方法で順番を待っています。診察室からは時折話し声も聞こえてきて、数分で終わる人もいれば、長い時間じっくり話している人もいます。

どんな話をしているのだろうと思うことがあります。

薬のことや体調の変化を相談しているのかもしれません。日常生活で困っていることを話しているのかもしれません。診察室の扉の向こうでは、それぞれの事情に合わせた時間が流れているようでした。

ようやく順番が来て診察を終える頃には、外の空気が少し気持ちよく感じられました。帰宅する途中、甘いクレープを買ってひと息つきました。

その帰り道、道路沿いに広がるあやめ園が目に入りました。

せっかくなので少し立ち寄ってみることにしました。

園内へ入ると、緑色の葉がまっすぐ空へ向かって伸びています。その間に咲いているあやめはまだ数えるほどでした。

一面を紫色に染めるには、もう少し時間が必要なようです。

それでも、ところどころに咲く花はしっかりと存在感を放っていました。紫や青紫の花びらが風に揺れ、周囲の緑とのコントラストが目を引きます。

満開ではないからこそ、一輪一輪に自然と目が向きました。

足を止めて眺めていると、季節が少しずつ次の景色へ移り変わっていることを感じます。ほんの数日前までは見られなかった花が咲き始めていることにも気づきました。

待合室では時間がゆっくり流れているように感じましたが、外では季節が確実に進んでいました。

病院の中で時計の針を眺めていた時間と、花が静かに咲く準備を続けていた時間は、同じように流れていたのかもしれません。

帰り際にもう一度あやめ園を振り返ると、咲き始めたばかりの花が風に揺れていました。

次に訪れる頃には、きっと今よりたくさんの花が咲いていることでしょう。

その景色を見るのが今から少し楽しみです。

そんなことを思いながら、家路につきました。