就労継続支援B型事業所かなうラボの記事を更新♪

夫婦でかなうラボを利用してからの変化~後編~

趣味・日記
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こんにちは!就労継続支援B型かなうラボ利用者の^^ackey^^です♪
お待たせいたしました!これからが本番の後編になります。
後編だけでも読んでいただければ、かなうラボと私達夫婦のつながりがよくわかるように、書きたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

前編は私達が出逢うまで、結婚、その後移行支援に移るまでを書かせて頂きました。
後編は移行支援を利用して、B型を利用して、最後かなうラボを利用して私達が掴んだもの、どんな変化が2人の関係に起こったのか?などなど触れていきたいと思います^^

では、皆さん是非楽しみにお付き合いくださいね♪

就労移行支援に加入して

立ち上がったはいいものの、私達夫婦を採用してくれる会社はなかなか見つかりません。
そこで主人が地元の『若者サポートステーション(サポステ)』に相談をしに行きます。
私も同行しました。
担当者さんはとても丁寧に話を聴いてくれ、
主人の特性に合った事業所を探してくれました。

主人はそこよりも、その事業所の大元の会社に目を付けました。
それが最初に出会った就労移行支援でした。
他県の施設だったので、高速バスでまたしても私が同行して参りました。

そこはいかにもITに特化した施設で、パソコンが10~20台ほど並んでいました。
在宅で利用も可能ですが、必ず月に1回は通所がマスト。いられるのは2年限定。
主人はすぐに入所を決意。

帰りのバスで、
『私はあくまで付き添いで来たけど、楽しそうだったし、私も可能なら家計を支える手助けをしたくなった。』
と主人に伝えたら、主人は大いに喜び、
『じゃあ今から電話して一緒に始めようよ♪』
というので、早速帰りのバスで小声で電話して、その旨お伝えしたのを覚えています。

という訳で、私達の再チャレンジのゴングがここで鳴ったのです。
主人はITを使いこなせますが、支援員さんとよく意見がぶつかり、
私はITはそこそこで、支援員さんと主人の間を取り持つ立場になり、
そんなこんなで、半年。
歳もあり、就職戦線異状アリ。どこも取り合ってくれない。
私はもうこの際『内職でいいや。』
となりました。
主人は多少手ごたえがあり、面談までいったりもしていましたが、最後でなかなか決まらず。

私は主人より先に就労継続支援B型を勧められ、そちらへ移行します。

夫婦そろって初の就労継続支援B型を利用して

主人より先に卒業した私は、ほんのちょっと工賃を頂けるようになりました。
それを見ていた主人が
『僕も同じところに行く!』
と言い出して、私に引っ張られるようにB型へ。

しかし!ここの工賃では2人の工賃を合わせても生活がしていけない!!
社長がボンクラで、適当な広告ばかり載せて人集めをしては工賃が払えず問題になる始末。

そこで今度は主人が先に自らのネットワークを駆使してかなうラボに到達します。
私は地元のパソコンを使った単純作業のB型へ。
自分には単純作業しかできない、と決めつけていたのです。

ようこそ、かなうラボへ

主人はかなうラボでうまくお仕事らしい再復帰を果たしました。

もう『うつ』は克服してしまったも同然!

なぜなら、支援員さんや教務の方が、週1回の面談やFB(フィードバック)で親身に対応してくださり、 前職で受けた精神的な負担が和らぎ、改善に向かいつつあるからです。
そして主人にはとっても大切だった『時薬』がじわじわと効いてきて、休職時代や資格取得の勉強の期間があったのも好転する一つの要因となったのでしょう。

ところが『うつ』とは別に、昔からの短気な虫が、どうしても主人を襲ってしまうのです。

そんな時は!今の心療内科の先生や、知り合いの弁護士をしている友人に少しずつ相談するようになったんです!
それだけでも大進歩なんです!!!

主人は今まで自分の考えに凝り固まって、『違う、違う!』と思っていたのが、少しずつ他の人の意見が聞けるようになってきたんです!
これは、アスペルガー症候群を病んでいる方の中では、かなりの進歩なんです!
明らかに主人の人格が柔らかくなりつつある!

そして私の表情から疲れを読み取ることが出来なかった主人が、
『疲れているみたいだから、早めに休んでね。』
と私の表情から感情を読み取ることができるようになってきたんです!
これも嬉しい変化です。

言う事がころころ変わる特性もありますが、最終的には私が一番望んだ答えに到達してくれるんです。
以前主人のこの特性に困り果ててある大先輩に相談したんです。
そしたら、
『こっちにして、とか、いろいろ変えないで、とか言わないで、余裕をもって「そう?」と返してあげて。「じゃあそうする?」と聞いてあげてね。』
とアドバイス頂き、それを繰り返しています。

根気強く繰り返すことは必ず実を結びます。
先程も申しましたが、主人の意見が変化はあっても、最終的には私に有利に変化してくれるんです。

今では主人が投げかける政治の話、政府の話にもついていってます。
私が歩み寄っている分、主人も自然と歩み寄ってくれています。

それでもやっぱり1人になりたい時は誰にでもあります。
私は主人がお昼休憩で30分寝るので、その時がチャンス⭐
主人は私が早く寝た時がチャンス⭐

そうやってうまく息抜きしながら一緒に生活してます♪

そして同じ事業所に勤めている利点は人間関係が共通しているところ。
困ったときはお互いの援護射撃ができるところ。
大きく言うと『助け合えるところ』ですね。

デメリットは、どちらかが潰れてしまうと、もう一方もつられてしまうところ、でしょうか。

このデメリットは『困ったときはお互いの援護射撃ができるところ。』これで解決ですがね^^

そんなこんなで良きライバル、良き戦友として傷を癒しあって闘い続けて1年。
工賃もずいぶん上がり、やりがいを感じています。

私は最初、『家計を支えるため』と始めたかなうラボが『対価を頂くため』に変わってきました。
もちろん家計は助けていますが、プラスアルファを求めるようになったんです。

かなうラボでは、自分の頑張りが成果として少しずつ形になっていく仕組みがあります。 その成果は工賃にも反映されるので、「やればやるほど成長できるんだ!」という実感が持てて、楽しく続けられるんです。

だからこそ、体調管理を大事にして毎日コツコツ取り組んでいます。 気づけばスキルも身について、自分の可能性が広がってきました。そして、今のところ毎月工賃も上げています!


身体を壊さない程度に無理なくプランを組んで仕事できるのがかなうラボ。
皆さんもチャレンジしてみませんか?