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一生の夢だった、「ワンマンライブ」を終えて。

趣味・日記
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こんにちは!
つい最近なんと、一生の夢だった「ワンマンライブ」を大成功させてしまった、就労継続支援B型かなうラボ利用者の、ちゅぱかぶらです。

せっかくなので、この不思議な気持ちを、記録代わりにでも書き綴っておこうかなと思いました。
今まで私が書いた記事と違って、長い記事になるかもしれません。よかったら読んでやってください。

「今ならやれるかも」、という賭けだった。

 実は私、いわゆる配信者という活動をしておりまして、その活動がちょうど今年で5周年でした。
節目だなぁ、何かやりたいなぁ……と去年のうちから思いつつも、なかなかまとまらず。
 そんな中、一生に一度やってみたいと思っていた「ワンマンライブ」という選択肢が浮かびました。
 ただ正直、配信者としても、それなりに観に来てくれる方はいますが、登録者数何万というレベルでもなく、ただの趣味で配信してここまで来ただけで、集客力があるとは思えなかったのですが……。
 『5周年』、この節目なら、できるんじゃないか。ちょっとした博打でした。
 思い切って知り合いに教えて頂いたライブハウスさまに連絡をとってみたところ、案外、手の届かない利用料金ではないことがわかりました。

「よし、賭けよう」。

 赤字の不安もありました。けれども「やってみたい」が勝ちました。
そして昨年のクリスマス・イヴに「ワンマンライブ開催!」の告知をたて、そこから当日の5/9まで、記憶があいまいになるぐらい、準備を重ねました。

他人の優しさに恵まれた。だからこそ覚悟が決まった。

 まずは12月の中旬だったでしょうか。会場の下見に行きました。どんな機材が使えて、どんな規模で、どんなことができるのか。まずそれを把握しないことには、ライブの計画が立てられません。
 例えば、事前にライブハウスの方に聞いたら、「オリジナルカクテル」を作ることができるとのことだったので、下見の時に一緒にメニューを考えて頂き、宣伝用に写真も撮らせていただきました。宣伝材料にするために、少しでも視覚的な情報があった方が盛り上がると思ったからです。そしてクリスマス・イヴの配信にて披露することができ、少しでも興味を引くことができたと思います。
 他にもライブハウスの方とは密に連絡をとり、「今チケット何枚売れてますか?」とか、「こういうことはできますか?」など尋ねると、すぐに答えてくれました。
 本当にお世話になりました。

 それから、「ワンマンライブだけど、一緒に祝ってくれる人がいたら盛り上がるんじゃないか?」と思いました。そこで思い立った友人が1人。歌うのは好きだけど、そういったライブ活動などはやってみたいけど立場上できない……という友達がいたので……

「じゃあお祝いというてい・・で、客演として歌いに来てくれないか!?」

と意を決してお願いしてみました。
 彼女もやっぱりやってみたかったらしく、ありがたいことに多忙の中OKしてくれました。
 せっかくなので、人前で緊張しながらも歌うライブ感を、味わわせてあげたいという気持ちもありました。

 また偶然にも、他の配信者の友人も、配信の中で「5月がデビュー月なんだけど、何しようかなぁと思ってて……」と言っていたのを聞いて、すぐさま「うちのライブに『お祝い』ってことで出てみない!?」とメッセージを裏で送りました。笑
 そしたら彼女も「喜んで!」と快く承諾してくれました。嬉しかったです。

 そして何か前説なども欲しいなと、これまた友人の配信者に「自由でいいから前説をお願いできないかな?」と頼みました。その友人とは付き合いが長く、人前で喋るのは苦手なタイプだったので、断られるかと思いきや、むしろ「面白そうだからやる!」と乗ってきてくれました。これもまた本当に嬉しかった。

 さらに直前にもかかわらず、他の友人にも「当日、物販をお願いしたいんだけれども……できる?」とお願いしたところ、「何でもやれますよ、任せてください」との返事。頼もしいったらない。

 本当に、人に恵まれたなぁと思いました。そして同時に、「これだけの人を巻き込んでいるのだから、しっかり運営するぞ」との決意と覚悟にもなりました。

主役であると同時に、裏方でもあったという学び(笑)

 当然ながらワンマンライブなので、一番多くを歌うのは私なのですが、現場のことや当日のスケジュール、他のメンバーへの指示などはすべて私がやることになりました。
 まぁ自分がやりたいことをやるわけなので、あたりまえっちゃ当たり前なのですが……主役が一番裏で動いているっていうのはなんだか少し変な感じだなぁと、今でもちょっと笑っちゃいます。
 私はこういった企画の運営などがむしろ得意なので、苦ではなかったのですが……苦手な人だったら大変だろうな~と思いました……。

 企画運営については、どの企画でも意識していることなのですが、まず参加者には必ず徹底して報連相をしてもらうこと、私が何か投げかけたら必ず返信やリアクションをもらうこと(ディスコードを使っていたので、忙しい場合はリアクションボタンだけでも押してもらうとか)、またこちらからは、数日たっても返事がない場合には、リマインドとして本人に問いかけたりなどしたり、提出物には必ず具体的な日付を添えて締め切りを示す、など、通知がやまないんじゃないかぐらい、徹底してやっていました。
 これだけ聞くととんでもなく厳しいように聞こえるかもしれませんが、私の性格なのか、「土台がしっかりしていないと楽しめない」のです。
 運営側がふわふわしていると「大丈夫かなぁ……」と不安が募るばかりなので……。
 多少嫌がられても、イベントを成功させるためには!と、運営をするときは、時には心を鬼にします笑

 でもある日、ライブを盛り上げるため、出演者の一同で直前の座談会の配信をした時に、出演者の1人が、「ちゅぱかぶらちゃんは裏でめちゃくちゃ用意してくれてるんですよ。もうこの人どうなってるんだってぐらい、すごいんですよ」と言ってくれて、びっくりしたというかなんというか。自覚がなかったので嬉しかったと同時に(で、できることをしただけで……!)と動揺してしまいました笑

 でもまぁ、確かに準備をしていた期間があっという間で、記憶もほぼなくなるぐらい大変だったのは確かなので、主役って裏方でもあるのだなぁという、良い学びになったと思います。

「私」だけでなく、みんなが楽しめるライブにするために

 私のワンマンですけど、当然私だけが楽しんでいるだけでは、某ネコ型ロボットアニメのガキ大将くんのリサイタルと変わりませんよね笑
 ですので自分の歌いたいものも考えつつ、お客さんがどうすれば楽しんでもらえるか、めちゃくちゃ考えました。

 例えば私はJanne Da Arcというバンドが好きなのですが、ずいぶん昔に解散したバンドですし、有名な曲は1曲ぐらいしかなかったのですが、実は偶然にも私とJanne Da Arcはデビュー日が一緒だったんで、絶対に歌いたかったのです。

 でも知らない曲を聞かされたって、楽しめるかどうか……?そう考えた私は、『映像に歌詞を入れる』ことを思いつきました。クロマキーという映像技術を使って、あらかじめ音楽に合わせて歌詞が現れるように動画編集して、演出することを思いついたのです。
 元々動画編集作業は好きだったので、これらはむしろ楽しい作業でした。これなら知らない曲でも、目で見て楽しめるし、「こんな歌詞の曲なんだ!」と聴いてもらえる。むしろ布教にすらなるのでは?と、自分のセットリストに様々な映像演出を仕込みました。
 さらには自分で手描きでアニメーションを作ったりもしました。
 後々聞いてみたところ、やっぱりこれが好評だったようで、「知らなくても楽しかった!」とか、さらには「お金とれるレベルじゃない?」なんてありがたいお言葉まで頂きました。

 またこれに加えて、私のワンマン、ということで客演の2人にはただ持ち歌を歌ってもらうだけでなく、一曲ずつ私の選曲でデュエットをし、さらには3人でのデュエットもしました。
 これもまたかなり評判がよく、「いつもなら絶対2人が選ばないだろうな」という曲を仕込んだので、お客様からも「新鮮でいい!リピート確定!」「鳥肌が立った!」なんて感無量のお言葉まで頂きました。客演の2人も、難しい曲だったけれどしっかり練習してくれて、楽しかったみたいです。

「大成功」を目の当たりにして

 そんなわけで当日は現地・配信合わせて20名以上の方に観て頂き、多少トラブルもありつつもその場のノリで楽しく乗り越えて、体感としては一瞬で終わってしまったのですが……なんというか今になっても、心にほっこりと当時の嬉しい気持ちが残っている、不思議な気持ちです。
 (終わったら感動で泣くのかな?)とか思っていたんですが、不思議と泣きませんでした。この感情の正体がわからずいまだに謎なんですが、「達成感」かな?と思っています。
 ただライブが終わったその時、出演者だけでなくお客様も、ライブハウスの皆様もみんな笑顔で、満足そうに帰っていったその光景だけ、目に焼き付いています。
 準備に対して一瞬の出来事でしたが、「大成功」したんだな、となんだか今でもしみじみしてしまいます。
 こうして、私の一生の夢だったワンマンライブは、「大成功」で終えることができた、と思っています。

余談:両親が認めてくれた、という一つの奇跡

 また一つ、嬉しい奇跡がありました。
 実は私は、両親とあまりそりが合わなかったのです。

 というのも両親は異様なまでの心配性で、執拗に連絡を取りたがったりして、さらには趣味も合わないので、実家に帰れば逆にストレスが溜まる……と思い、暫く会うのを避けていました。年末年始にも帰らなかったほどです。
 さらに両親は私がこういう活動をしていることは知っていても、インターネットにまるで疎く、こういった活動にも全く興味がなく、むしろ「お遊びでしょう?」ぐらいにしか思ってなかったと思います。
 でも「どうしてもチケットを売らないと……」と思った私は意を決して2人にも宣伝をしました。正直「またお金使ってこんな遊びみたいなことをして!!」と、怒られるんじゃないかと、怖かったです。
 でも2人は正月にも会っていないからか、「現地に行っていいの?」と返事が返ってきました。意を決して「いいよ」と返信しました。思春期みたいに「『親でーす!』みたいな感じ出さないでよ!」なんて返信も添えて。笑
 それなら……と、こういった場所には全く縁がないだろうと思い、2人には当日ペンライトをプレゼントしました。安物ですが、「これ振ってたら浮かないから」と笑。

 そして――ライブが終わり、2人は新宿のホテルで出迎えてくれました。
「すごい、映像が面白かった」「ライト振ったり、楽しかった」「あれが今の楽しみ方なんだね」
 と、純粋に興奮した様子で出迎えてくれました。それがとても嬉しかったのを覚えています。

 そして次の日の別れ際(両親はそのまま新幹線で京都へ旅行に行く予定だったのです笑)、両親から一言

「色々心配だったけど、あれ見たらすっかり心配がはれたよ」
 ――と、言ってくれました。
 勇気を出して誘ってよかった、と、そう思いました。本当に嬉しかった。
 これが一つ、個人的な奇跡でした。

 私が「大成功だった」と感じるのは、この奇跡もあったからなんです。

まだまだ活動は終わらない!

 というわけで長々と語ってしまいましたが、単に節目であって、まだまだ楽しいことをいっぱい企画して、友人たちと楽しく活動していこうと思っています。
 友達は当たり前にいるわけじゃない。今私に関わってくれる人すべてに敬意をもって、今後も活動を続けていきたいと思っています!よろしくお願いします!