はじめに
こんにちは、就労継続支援B型事業所かなうラボ利用者のたんたんめんちゃんです。
私には、何度見返しても「やっぱり好きだな」と思えるアニメがあります。
それが「プリティーリズム」です。
初めて見たのは子どもの頃でしたが、中学生くらいになってから何度か見返すようになり、今でも1番好きなアニメです。
可愛い衣装やキラキラしたステージ、個性豊かなキャラクターたちに惹かれたのはもちろんですが、何度も見返しているうちに、最初に見たときには気づかなかった作品の魅力に気づくようになりました。
特に、今の自分の視点で見てみると、
「こんなに重い話だったっけ……?」
と思ってしまうくらい、親子関係や家庭環境、人間関係など、意外と深いテーマがたくさん描かれています。
子どもの頃に好きだった作品を、大人になった今だからこそ違った視点で楽しめる。
今回は、そんな私が今でも『プリティーリズム』を大好きな理由と、改めて見て気づいた魅力について書いてみようと思います。
大人になってから見返してみると
何度も見返している作品なので、ストーリーの大まかな流れやキャラクターについては、今でも結構覚えています。
それでも久しぶりに見返すたびに、「こんな場面あったっけ?」と思ったり、「昔はここを気にしてなかったな」と思ったりすることがあります。
特に印象に残るのが、キャラクターたちの置かれている環境です。
子どもの頃は、プリズムショーや衣装、キャラクター同士のやり取りを楽しんでいた私ですが、今になってみると、キャラクターの言動の裏にある家庭環境や親子関係まで気になるようになりました。
そして改めて考えてみると、
「このアニメ、思っていたよりずっと重い話が多くない?」
と気づいたのです。
それぞれ違う「家族との苦しさ」
ここからは、私が特に印象に残っているキャラクターを3人紹介したいと思います。
『プリティーリズム』には、『オーロラドリーム』『ディアマイフューチャー』『レインボーライブ』の3作品があります。
今回紹介するのは、その中でも特に印象が残っている、『オーロラドリーム』と『レインボーライブ』のキャラクターたちです。
もちろん、ストーリーの核心に関わるようなネタバレは避けて書いていきます。
①親に捨てられた悲しみを背負う女の子
まず1人目は、『オーロラドリーム』に登場する、プリズムショーの頂点に立った「プリズムクイーン」の娘でありながら、親に捨てられてしまった女の子。
「どうして自分は親に捨てられたのか」
その理由を知るために、自分もプリズムショーを始めることになります。
親に捨てられたというだけでもかなり苦しいのに、物語が進むにつれて、親子とは何なのか、家族とは何なのかを考えさせられるような描写も出てきます。
詳しく書くとネタバレになってしまうのでここでは控えますが、彼女の抱えている感情はとても複雑で、何度見ても胸が苦しくなります。
②親の過干渉とプレッシャーに苦しむ女の子
2人目は、『レインボーライブ』に登場する、過干渉な親のもとで育った女の子。
「何をするにも1番じゃなきゃいけない」と言われ続けて育ち、その期待やプレッシャーから、自分自身を縛ってしまうようになります。
その苦しさやスランプがプリズムショーを通して描かれているのですが、これが見ていて本当に辛い。
周りから見れば「期待されてる」「応援されてる」ように見えても、本人にとってはそれがプレッシャーになってしまうこともある。
そんな親子関係の難しさが、かなり丁寧に描かれています。
③家庭の事情に振り回される女の子
そして3人目も、『レインボーライブ』に登場する、上の2人と比べると少し違ったタイプの子。
お父さんの仕事の都合で転勤が多く、幼い頃から何度も環境を変えながら生活してきた女の子です。
そんな中、今度はお父さんの仕事でシンガポールへ行くことになり、大好きなプリズムショーを辞めなければならない状況になってしまいます。
しかも、お父さんはプリズムショーをあまり良く思っていません。
「家族のために諦めなきゃいけない」と思ってしまう彼女と、そんな彼女を見守る家族。
この話も、家族だからこその難しさが描かれているなと思います。
私自身、プリズムショーを辞めたくない気持ちにすごく感情移入して、まだ子供だからこそ、自分の意思だけではどうにもできず、ついて行かなければならないもどかしさが、すごく印象に残っています。
そして個人的には、最終的にお母さんが言ってくれるある一言に、ちょっとスカッとしました。笑
こうして並べてみると、
- 親に捨てられること。
- 親から期待されすぎること。
- 親の事情に振り回されること。
同じ「家族」というテーマでも、抱えている苦しさはそれぞれ違います。
しかも、これが描かれているのが『プリティーリズム』。
可愛い衣装を着て、歌って踊って、キラキラしたステージに立つ女の子たちのアニメです。
まだ中学生くらいの子たちが、こんなに重いものを背負っている。それを同じくらいの年齢の子どもたちが見てると思うと、とても女児向けアニメとは思えないですよね。笑
それでも「キラキラ」があるから好き
ここまで読むと、「プリティーリズムって結構重いアニメなんだな」と思うかもしれません。
実際、私も大人になってから見返して、「こんなに重い話だったんだ…..」と驚きました。
でも、だからといって暗い作品というわけではありません。
むしろ、そんな苦しさを抱えたキャラクターたちが、プリズムショーを通して前を向いていくところが、この作品の大きな魅力だと思っています。
可愛い衣装を着て音楽に合わせて踊って、キラキラした演出の中でプリズムショーをする。
見ているだけでワクワクするような世界なのに、そのステージに立っているキャラクターたちは、それぞれ悩みや苦しさを抱えている。
そのギャップがすごく良いんです。
ただ「努力すれば夢は叶う」というだけではなくて、
「自分は何をしたいんだろう」
「誰かの期待に応えなきゃいけないんじゃないか」
「それでも自分の好きなものを諦めたくない」
そんな気持ちを抱えながら、それぞれの答えを探していく。
だからこそ、プリズムショーでキャラクターが輝く瞬間が、ただの「可愛いステージ」以上のものに見えるのだと思います。
重いテーマがあるからこそ、キラキラした瞬間がより眩しくみえる。
私はそこが、「プリティーリズム」の大好きなところです。
時代が変わっても、変わらない魅力
『プリティーリズム』を見返していると、同じ女児向けアニメでも、時代によって作品の雰囲気が少しずつ変わってきたんだなと思います。
その後に放送された『アイカツ!』や『プリパラ』も、私は大好きな作品です。
どちらも可愛いキャラクターや衣装、音楽、ステージがあって、「好きなものを好きでいること」や「仲間との絆」など、たくさんの魅力があります。
ただ、『プリティーリズム』と比べると、親子関係や家庭環境などの重たいテーマを前面に出した展開は少なくなっていったように感じます。
もちろん、これは「昔の作品の方が良かった」という話ではありません。
子どもたちが安心して楽しめる、明るくてハッピーな作品が増えていったことも、とても素敵なことだと思います。
それでも、私は『プリティーリズム』にしかない、少し苦くて、複雑で、それでも最後にはキラキラしたものが残るような作品が大好きです。
可愛いだけじゃない。
明るいだけじゃない。
ちょっと苦しくなるような現実が描かれているからこそ、その中でキャラクターが自分らしく輝こうとする姿が、今でも心に残っています。
子どもの頃に見ていた時には気づかなかった魅力を大人になった今になって知ることができた。
それも、私が何度も『プリティーリズム』を見返してしまう理由なのかもしれません。
最後に
今回は私が今でも大好きなアニメ『プリティーリズム』について書いてみました。
子どもの頃は、可愛い衣装やキラキラしたプリズムショーに夢中になっていました。
でも、時を経て視聴してみると、キャラクターたちが抱えている悩みや、家族との関係、そこから自分自身と向き合っていく姿など、昔は気づかなかった魅力がたくさん見えてきました。
何度も見返している作品なのに、そのたびに新しい発見がある。
それって、すごく素敵なことだと思います。
子どもの頃に好きだったものを、大人になったからといって手放す必要はない。
むしろ、大人になったからこそ分かることもある。
『プリティーリズム』は、私にとってそんな作品です。
これからもきっと、見返したくなるんだろうなと思います。
そしてそのときにも、きっと私は「やっぱりこのアニメが1番好きだな」と思うんじゃないかな。
まずは原点である、「オーロラドリーム」から、ぜひ1度見てほしい作品です。
少しでも気になった方は、重厚なドラマが楽しめる「レインボーライブ」からぜひ1度見てみてください。
きっと、子どもの頃とは少し違った「好き」に出会えると思います。



