こんにちは!就労継続支援B型事業所かなうラボ利用者のちょびっとです。
Web制作コースと事務・ライティングコースに所属しています。
計算や条件分岐を正しく使えるようになると、プログラムで複雑な処理ができるようになります。
IF文や演算子はExcelの関数と似ているので、イメージしながら学ぶと理解しやすいです。
演算子
概要:
演算子は、プログラム内で値を計算したり、比較したりするための記号です。
数値同士の足し算や引き算、文字列を結合したり、論理的な条件を判定するときに使います。
一覧
| 演算子 | 役割 | 例 |
|---|---|---|
+ | 足し算 / 文字列連結 | 5 + 3 → 8"Hello " + "world!"→ Hello world! |
- | 引き算 | 10 - 4 → 6 |
++ | インクリメント(+1づつ加算)繰り返し処理などで使用 | let i = 1; i ++ → 2 |
-- | デクリメント(-1づつ減算) 繰り返し処理などで使用 | let i = 10; i– → 9 |
* | 掛け算 | 7 * 6 → 42 |
/ | 割り算 | 20 / 5 → 4 |
% | 剰余(割った余り) | 10 % 3 → 1 |
== | 等価比較(型も同じか確認) | 5 == "5" → false |
=== | 同値比較(型と値の両方が同じ) | 5 === 5 → true |
> | 大きいかどうか | 8 > 3 → true |
>= | 以上 | 8 >= 3→ true |
< | 小さいかどうか | 2 < 7 → true |
<= | 以下 | 2 < 7 → true |
&& | 論理積(AND) | (5 > 2) && (3 < 4) → true |
実例:数値の計算
実例
// letで変数aとbを宣言し、それぞれ数値を入れる。
let a = 12;
let b = 5;
// 足し算、引き算、掛け算、割り算、剰余
let sum = a + b; // 17 //letで変数sumを宣言し、abの足し算を行う。
let diff = a - b; // 7 //letで変数diffを宣言し、abの引き算を行う。
let product = a * b; // 60 //letで変数productを宣言し、abの掛け算を行う。
let quotient= a / b; // 2.4 //letで変数quotientを宣言し、abの割り算を行う。
let remainder = a % b; // 2 //letで変数remainderを宣言し、abの割り算の余りを取得。
//上記の各変数に入った数値をコンソールに出力する。
console.log(sum, diff, product, quotient, remainder);
✅ ポイント
letは変数を宣言するキーワード。- 演算子は左から右へ計算されます。
- 結果はコンソールに出力されます(ブラウザの開発者ツールや Node.js で確認できます)。
実例:文字列結合
実例
//letでfirstName変数を宣言し、"太郎"を入れる、同様にlastName変数に"山田"を入れる。
let firstName = "太郎";
let lastName = "山田";
//letでfullname変数を宣言し、次の結果をに入れる。
//firstName変数+半角スペース+lastName変数。
let fullName = firstName + " " + lastName; // "太郎 山田"
//console.logでfullname変数をコンソールに表示する。 → "太郎 山田"
console.log(fullName);
✅ ポイント
+は数値の足し算だけでなく、文字列同士を結合(連結)するためにも使われます。
制御構文
制御構文は「プログラムがどんな順序・条件で実行されるか」を決める仕組みです。
主に if 文、for 文、switch 文 を紹介します。
if 文
概要:if文は3種類に分かれており、if文、if~else文、if~elese if文があり、それぞれ条件により
動作が異なります。
if文
条件式が true(真)ならブロック内のコードを実行し、false(偽)ならスキップします。
if (条件A) {
// 条件Aが true のとき実行。
}
if文の実例
//letでage変数を宣言し、数値の20を入れる。
let age = 20;
//if文の、条件式でage変数が20以下の場合。
if (age >= 20) {
//真偽値がtrueの為、console.logでコンソールに、お酒を注文できます。と表示する。
console.log("お酒を注文できます。");
}
//falseの場合何も実行されない。
if~elese文
条件式が true(真)ならブロック内の①コードを実行し、false(偽)なら②コードを実行します。
if (条件A) {
// 条件Aが true のとき①コード実行。
} else {
// 条件Aが false のときに②コード実行。
}
if~else文 実例
//letでage変数を宣言し、数値の18を入れる。
let age = 18;
//if文で、条件式でage変数が20以上の場合。
if (age >= 20) {
console.log("お酒を注文できます。");
//if文の、条件式で最初の条件を満たさない場合、次のelse文が実行される。
} else {
//console.logでコンソールに、未成年のため、飲酒できません。と表示する。
console.log("未成年のため、飲酒できません。");
}
if~else if 文
else if は 「複数の条件を順番に評価する」ために使用します。
1 つ目の if が偽なら次へ、真であればそれ以降は無視されます。
if (条件A) {
// 条件Aが true のとき実行。
} else if (条件B) {
// 条件Aが false で、かつ条件Bが true のとき実行。
} else {
// 上記どちらも該当しない場合に実行。
}
if~else if文 実例
//constで定数scoreを宣言し、数値の75を入れる。
const score = 75;
if (score >= 90) { //scoreが90以上の場合実行。
console.log('A');
} else if (score >= 80) { //scoreが80以上の場合実行。
console.log('B');
} else if (score >= 70) { //scoreが70以上で、かつ前の条件が偽の為、条件に合致する。
console.log('C'); //条件に合致したため、このブロックが実行される。
} else if (score >= 60) {
console.log('D');
} else {
console.log('F');
}
✅ ポイント
>=は「以上」を意味します。- 条件が真なら最初の
console.logが実行されます。- 偽の場合は
elseifまたはelseブロックが走ります。
for 文
概要:for は一定回数繰り返し処理をしたいときに使います。基本構文は次の通りです。
for (初期化; 条件; 更新) {
// 繰り返し実行するコード
}
- 初期化:カウンタ変数(例:
let i = 0)を設定。 - 条件:ループ継続の判定。条件が真なら中身を走らせる。
- 更新:毎回実行後にカウンタを変更(例:
i++)。
実例:1 から 5 まで数える
for文で変数iを宣言し1を入力、iの値が5以下になるまで、i++でiに+1を加算しループする。
for (let i = 1; i <= 5; i++) {
//1から順に5までコンソールに表示し、iの値が6になった時点でループを終了する。
console.log(i);
}
✅ ポイント
i++は「i を 1 増やす」こと。インクリメント(変数に+1を加算する)と呼ばれる- 出力は
1 2 3 4 5が順に表示されます。
switch 文
概要:
複数のケース(分岐)を扱うとき、switch は読みやすく書ける構文です。
switch (式) {
case 値1:
// 値1 に一致したら実行
break; //switch式の中断
case 値2:
// 値2 に一致したら実行
break; //switch式の中断
default:
// どれにも当てはまらなかったときに実行
}
実例:曜日の表示
//変数dayを宣言し、水を入力する。
let day = "水";
switch (day) {
case "月": //caseがdayと一致しないためスルー。
console.log("今日は月曜日です。");
break; //switch式の中断。
case "火":
console.log("今日は火曜日です。");
break;
case "水": //caseがdayと一致する為、このブロックが実行される。
console.log("今日は水曜日です。");
break; //switch式の中断。
default:
console.log("それ以外の曜日です。");
}
✅ ポイント
breakを書かないと、次のケースへ「流れ込む」ため注意が必要です。defaultはどの case にも一致しなかった場合に実行されます。
まとめ
| 演算子 | 数値や文字列を操作する記号(例: +, -, %, ===)。 |
| if 文 | 条件が真ならコードブロックを走らせる。 |
| for 文 | 初期化・条件・更新の3つでループ処理を行う。 |
| switch 文 | 複数の値に対して分岐処理を書きやすい構文。 |
これらはプログラムの「条件分岐」で「思考」や「判断」を実装するための基本ツールです。
簡単なゲームロジックや入力チェックなどで活用できます。
次回は 「プログラミングの基礎⑤:記述ルール/配列とオブジェクトの基本」 について学習します。
▶次回
プログラミングの基礎⑤:記述ルール/配列とオブジェクトの基本こんにちは!就労継続支援B型事業所かなうラボ利用者のちょびっとです。Web制作コースと事務・ライティングコースに所属しています。複数のデータをまとめて扱うために、配列やオブジェクトの理解は欠かせません。この記事を読むと、データを整理して効率...◀前回
プログラミングの基礎③:記述ルール/数値・文字列の扱い方こんにちは!就労継続支援B型事業所かなうラボ利用者のちょびっとです。Web制作コースと事務・ライティングコースに所属しています。プログラムでは、数値や文字列を正しく扱うことが基本です。この記事で、計算や文字操作の基礎が理解でき、簡単な計算や...
以上、就労継続支援B型事業所かなうラボ利用者のちょびっとでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
