
みなさまこんにちは!
かつて歌のレッスンに通って、スパルタの師匠にビシビシしごかれた、就労継続支援B型かなうラボ利用者のちゅぱかぶらです!
突然ですが、皆さんは歌うことは好きですか?私は今も昔も大好きです!
みんなで歌って楽しむカラオケも、ストレス発散になるような1人カラオケも、どちらも楽しくて大好きです!
でも「欲を言えば、もっと上手くなりたいな…」。
そんな気持ちの方はいませんか?
今回は私がレッスンで培ってきた、「ちょっと歌が上手くなったかも!」と感じる方法を、いくつかお伝えします!
これでも実はライブハウスに出演して盛り上げた経験がある私に、ドーンとお任せください!
はじめに:歌は「計算」!?

私がレッスンを受けた時、先生に初めて言われた言葉です。
歌に計算……って言われても、パッとは理解できないですよね。
でも実は、歌って結構「計算されて歌われている」んです。
世に出ているアーティストさんも、実は「計算して」歌っているのです。
これについて今日は掘り下げていきたいと思います!
計算ポイント①「音楽」をしっかり聴くこと!

「そんなのあたりまえじゃ~~ん!」と思いますよね。
でも、アーティストさんの歌声のバックに流れている「音楽」をよぉ~~く聴いてみてください。
歌声が小さくなる時には小さくなったり、サビに入る前には盛り上げるように演奏していたりしませんか?
そう、歌の主役は声だけじゃない。「音楽」もなんです。
音楽は何か「表現したいもの」があって、意図があって演奏されています。
そこをくみ取って歌うのが一つのコツ!
「この部分ではどうして後ろの音楽は控えめになっているのかな?」
「ここは後ろの音楽が盛り上げてくれているから、ガッと大声でいきたいな!」
こんな視点で音楽を何度も聞いてみるのがおススメです。
ね、この時点で充分「計算」していると思いませんか??
音楽を作った人の意図を考えながら歌うと、まるで音楽と一つになったように感じられて、気持ちも盛り上がってかなり気持ちいいですよ!
計算ポイント②「リズム」を身につける!
実はこの世界の誰のどの楽曲でも、絶対に変わらないルールがあるんです。

それは「リズム」です!
なぜなら音楽を作る人はみんな、五線紙のルールに沿って曲を作っているから!です!!
とはいえ、五線紙なんて音楽の授業以来見たことない~って方も多いでしょうし、実際、私も瞬発的に五線紙上の音符を読んで発声することはいまだにできません。
恥ずかしながらド、レ、ミ……と数えないとわからないです。
しかし「リズム」をとる、において見るべきは、その音がどの音なのかではありません。
「その音符に、歌詞のどの部分が割り当てられているか」です。
これって、譜面を見ないと結構気づかないんじゃないでしょうか。
特に日本語の曲は、だいたいがひとつの音符の上にひとつの文字だったりするので見やすいと思います。
わかりやすすぎるかもしれませんが、「君が代」を例にしてみましょう。
♩ ♩ ♩ ♩ ♩ ♩ ♩
きーみーがーあーよーをーはー
と、こんな風に、「どの音符の上に歌詞のどの文字が乗っているかを確認する」と、リズムをとりやすくなってきます。
もちろん速い曲だと、どんどん音符も大変なことになってきます。気になる曲は一度楽譜をチェックしてみるといいかもです!
だって五線紙や音符は、音楽の世界の「絶対的ルール」のようなもの!ここが理解できると、かなり音楽が上手くなったように聞こえます。
ちなみにもっと鍛えたい方は、洋楽の譜面を見てみるとすごくわかりやすいかもしれません。子音と母音がわかれていたりしますからね。
☆最強の裏技、「YouTubeの再生速度調整」!!

計算②で楽譜や譜面について語ってきましたが、そんな中でも……
「推し曲がマイナーすぎて、楽譜なんて見つけられないよ~!!」
わかります。その気持ち、私もとても分かります。
そもそも今時、楽譜を出しているアーティストさんの方が少ないかもしれません。
しかし私の師匠に教わった裏技があります。それは――
「YouTubeの再生速度を下げる」!です!!
YouTubeにはデフォルト機能として、再生速度を下げる機能が付いていますよね?
そして最近はプロモーションとしてPVをYouTubeチャンネルにアップしているアーティストさんも多いはずです。
それを利用して、「どの音の時にどの文字が入っているか」じっくり聞いてみる、これがかなり効きます。
特に最近はスピードが速い曲が多いので、再生速度をゆっくりにして、しっかり歌えるようになってから、だんだんと速度を原曲に戻していくのがかなり効率的な練習法と言えるでしょう!
計算ポイント③「音程」を確実にする!

難しいですよね、音程。
特に最近は、パッと聴いても覚えられないような、難易度が高い曲が増えてきたように思います。
でも「好きだから、歌いたい!」そんな気持ちを応援します!
上記の②でお話した、楽譜を見るのも一つの練習法なのですが、私のように音符を見てもちんぷんかんぷんな人にはちょっと難しいですよね……。
でもそんな時こそ、シンプルに考えます。
「今歌った部分の次の音は、今の部分よりも高いか?低いか?」
これを繰り返して意識するだけで、だいぶ歌の音程の輪郭がつかめてきます!
先ほどと同じように「君が代」を題材に考えてみましょう。
きーみーがーあーよーをーはー
これを「前後の音が高いか?低いか?」一音ずつ考えてみてください。そうすると……
きー↓みー↑がー↑あー↑よー↓をー↓はー
こんな風に分析することができます。
私なんかは上記のように歌詞を紙に印刷して、手書きで矢印をつけて確認したりします(音符、読めませんのでね……笑)。
先ほどのYoutube裏技も使いながらこれを意識して歌うと、いつの間にか音程は確実になっていくと思います!
終わりに:「計算」しながら楽しく歌っちゃおう!

ここまで私が師匠に叩き込まれた、土台のようなお話をさせて頂きました。
長くて読むのが大変だったかもしれませんが、私はこれを実践していたら、いつの間にかライブハウスの舞台に立っていたので、きっとここに書いてあることに、土台はしっかりあったのだと思います。
ただし、師匠が一つずっと言い続けてことは
「歌が上手くなりたいなら、毎日歌えばいいのよ!」
でした。
カラオケもそうですが、ある時は作業中、お布団やお風呂でのリラックスタイム……いつでも楽しく歌っていれば、歌は上達します。無意識にでも好きな歌を意識するわけですからね。
楽しく歌って、日々のストレスを吹っ飛ばしてやりましょう!
以上、好きなアーティストはJanne Da Arc、FAKE TYPE.なちゅぱかぶらでした!