こんにちは!就労継続支援B型事業所かなうラボ利用者のカナタです。
今回は、かなうラボで過ごす1ヶ月のサイクルについてご紹介いたします。
1日単位、週単位、月単位で順番にみていきます。
私は新しい物事を始めるときに、全体像がつかめるまで不安で身動きがとれないという特性があります。
利用を検討中の読者さんの中にも、もしかしたら似たタイプの方がいらっしゃるかもしれないので、少しでもかなうラボの様子をお伝えできれば幸いです。
かなうラボでの在宅利用の1日

かなうラボを利用開始したら、まずはオンラインコミュニケーションツールに登録します。
かなうラボは在宅特化なので、多くの利用者さんが自宅で作業をしています。
皆がバラバラの場所にいるため、日々の朝礼や終礼は、ツール上に集まって行われる仕組みです。
朝礼は10:00・終礼は14:50からで、顔出しなしで音声のみで行われます。
朝礼では、職員さんに名前を呼ばれたら「本日は○○の作業に取り組みます」というように、その日の作業予定を一言報告すればOKです。
朝礼・終礼の時間以外は、選択したコースの学習・業務を進めます。
学習期間(業務デビューする前の研修期間)では、講義を視聴したり、課題を制作して提出したりします。
課題を提出したら、職員さんからフィードバックをいただけるので、修正して再提出します。
このような日々を繰り返して、自然と新しい知識やスキルが身に付いていきます。
かなうラボの週一面談とは
かなうラボでは、週に1回職員さんとオンライン面談をする「週一面談」と呼ばれる機会があります。
週一面談をする曜日・時間は、基本的に毎週固定です。
週一面談も、顔出しはせずに音声のみでコミュニケーションをとります。
以下のような定例の質問を職員さんがしてくれるので、心身の状態を振り返るのに役立ちます。
- 睡眠に問題はないか
- 食事はしっかり摂れているか
- 学習や業務の状況はどうか
- 次週のお休みの日や通院日の確認
また、週一面談は、職員さんに質問や相談をしやすい機会でもあります。
私の場合は、日々の作業のことや困りごとを相談して、アドバイスをいただくことが多いです。
一人だと煮詰まってしまうことも、職員さんに相談することで思わぬ解決策が見つかって気持ちが楽になることがあります。
私は元々、人に相談するのが苦手で抱え込むタイプだったのですが、親切で頼もしい職員さんのおかげで少しずつ相談できるようになってきました。
かなうラボの月一面談とは
そして、毎月下旬になると「月一面談」と呼ばれる月に1回の通所面談があります。
※普段の作業は在宅特化で行えるのですが、それとは別に月に1回通所面談が必要なのでご注意くださいませ(月1回の通所面談は厚労省から定められていて必須だそうです)。
月一面談で職員さんと行う内容は、以下のとおりです。
- 工賃の支払いのための書類の確認
- 体調や作業の進捗、次週の利用予定の確認(週一面談と同様)
前月の利用日時一覧を職員さんが用意してくれているので、利用者が確認して問題がなければ署名・押印します。
これにより、前月の工賃の金額が確定し、工賃をお振込みいただけるという流れです。
工賃は月一面談終了後に銀行口座へ振り込んでいただけるので、自身が選択した面談日がそのまま工賃支払日となります。
8月は26、27、28日が月一面談日で、利用者はその中から都合の良い時間帯(ひと枠30分)を選んで予約しました。
かなうラボで過ごす1か月の流れ:終わりに

かなうラボは、浦和駅にある事業所が2024年1月にオープンしたのが始まりです。
1場所目の開所から2年近くが経過しているため、上記のとおり事業所の効率的な運営が確立されており、利用者の私としては快適に安心して利用できています。
私はかなうラボを利用する前に、オープンして半年のB型事業所を利用していたのですが、まだ運営が手探りの状態で、職員さんの事務ミス多発や工賃の減額などもあり、快適に利用できる状況ではありませんでした。
かなうラボ大宮事業所はまだ新しいですが、2年近く存続している浦和事業所のやり方を踏襲しているわけなので、そこは安心材料かと思います。
9ヶ月前、私はかなうラボのリタリコブログを読んでいるひとりの読者に過ぎませんでした。
勇気を出して問い合わせしてみて、今ではライティングという自分の好きな作業で役割を与えていただけて、やりがいを感じながら作業をしています。
自分の可能性を見出したい、日々の暮らしにやりがいや成長を感じたい、そのような方はかなうラボへコンタクトをとってみてはいかがでしょうか。
きっと自分一人では辿り着けない道が開けると思います。