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それはわがまま?それとも特性?~主人との日常から考えたこと~

趣味・日記
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皆さんこんにちは。就労継続支援B型かなうラボ利用者の^^ackey^^です♪

今回のテーマは、なかなか見分けることが難しい「わがまま」と「特性」の違いについてお話していきます。
はたから見れば言っていることは全てわがままのように受け止められるのですが、
言っている本人からするとそうでもないようなんです。

私の主人はASD(アスペルガー症候群、自閉症、高機能自閉症をまとめていう)という特性をもって生まれてきました。

主人の場合はASDの中でも「アスペルガー症候群」の傾向が強いようです。
それに不安症も併発しています。
仕事でストレスがかかったときはそれにプラス「うつ病」も併発することもありました。

そして私は統合失調症と感情障害を併発しています。

今回なぜ主人にスポットを当てたか?というと、主人は症状が出ると多弁になり、自己主張が強くなり怒りだすタイプで、私は症状が出ると判断力が鈍ってしまうタイプ、だからです。

このテーマには、主人を例に挙げた方が私を挙げるよりも説明しやすい、と判断しました。
主人のことなら第3者的目線でお話しできますしね^^

そんなわけで、私の主人の日常にスポットを当てていきますので、ぜひご覧ください。



「わがまま」に隠れた「特性」

「特性」は使いようによっては「長所」にもなる

・1点目の長所~メニューに迷ったら主人に聞け!~

私の日常での主人の特性の使い方があります。
以下に紹介しますね。

私は毎日の食事で、メニューが決められないことがあります。
そんな時!主人の特性の出番なんです。

福祉や医療に携わる方々のご意見を参考にすると、主人は2つの選択肢から選ぶのが得意、
ということが判明しました。
メニューで迷ったときには始めに主人に聞くんです。
「Aがいい?それともB?」と。
そうすると即座に返答が来ます。
「A(もしくはB)!」と。

あらかじめ候補を2つに絞る作業は必要ですが、最終ジャッジは必ず主人に任せます。
これで丸く収まります^^

ある意味主人にとってはまるで天国のような選択です。好きなもの2つから選べるんですから。
でも私も助かっているんです。
世の中の主婦の皆さん。
メニューが決まらなくて困った経験ありませんか?
私はそんな時、迷わず主人に聞きます。
決めてくれるんですもの!

それが「うーん。そっち?」
と思ったら、話し合えばいいんです。
アスペルガーの特性として、議論が好きという特性も挙げられます。
必ず従わなければならない訳ではない。話し合いの余地はあるんです。
「でも、こっちはこんな利点があるよ。美味しそうじゃない?」
と冷静にアピールすればいいんです。

大体折れてくれますから。食べられないメニュー以外なら。

しかし!これが選択肢がなかったり、2つ以上の選択肢が出ると主人は混乱してしまうんです。
突然
「今夜、何食べたい?」
と聞かれると主人は
「逆になにならできる?」
と選択肢を狭めたがります。
その誘導は道理に合っているのでありがたいです。

・2点目の長所~人並外れた集中力を発揮!~

主人は特性のためか、一度仕事に没頭すると人並外れた集中力を発揮します。
特性上、音にとても敏感なので、
外部の音は、イヤホンでシャットアウトです。
なので、話しかけても答えてくれないことがあります。
ちょっと寂しいですが、その分思う存分仕事してくれるので、とても助かっています。

主人は今の仕事がとても楽しいらしく、とても静かに仕事をしています。
あとは好きなクラシック音楽を聴いたり、資格の勉強を趣味のようにしています。
集中力が切れたら、
「ちょっと寝るわ。」
とコテンと横になります。
そしてしばらくするとまたムクッと起きて仕事する。
ロボットみたいで良い意味で規則的ですよね(笑)

そういう自由気ままな感じがとても主人に合っているようです。

そんな生活もある意味わがままにも見えますが、主人には快適なんです。
頑張るときに思いっきり頑張って、疲れたら休む。
メリハリがある生活スタイルですよね?
世間一般の社会人では通用しないかもしれませんが、かなうラボではそれが許されるんです。
いわゆる訓練の場なので^^
仕事しているふりをしてペースダウンするよりも、10分でも15分でもちょっと休んで、再始動した方が能率がいいと思います。いかがでしょうか?

・3点目の長所~気づきをくれる~

ちょっとした日常で、主人がうまくいかず怒ったとします。
例えば運転中、など。
目の前のおばちゃんのドライバーが運転が荒かったり、前しか見ていない運転をして危なかったとする。
そこで主人が取る対応として代表的なのが、すぐにクラクションを鳴らしながら怒ることです。

そんな頭に血が昇った主人を横で見ていると、至って冷静になれて、

「でも事故にならなくてよかったね。」
「おばちゃんってそういう人種だから。」
「この時間帯はおばちゃんドライバーが多いから気を付けようね。」

といった言葉をかけられるんです。
本当に普段自分が思いもしない冷静なナイスアシストができるんです。
私は主人をなだめる天才か!?と思ってしまいます。

そして政治の話。

主人が推している政党が文句を言われると、主人は怒り
「あの政党の中核に火をつけてやろうか!」
と穏やかでない発言をします。
まだ言葉だけで実行しないのがマシですが、
度を超えると実行に移しそうでヒヤヒヤします💦

そんな時は

「犯罪者になっていいの?人生真っ暗だよ。」
「家族の将来も考えて行動して欲しい。」

というのですが、これぐらいでは効きません。
ギャーギャーわめき散らすばかり。

そうなったらこちらはもうガン無視です。
返事も相づちすらしない。そうしていれば勝手に他の人に相談したり、黙ったりしますから。

「私はあなたには賛同できません。」

という顔をして態度にも示して無言の抗議をします。
それくらいしないとASDの主人には伝わらないのです。

主人が政治の話を始めたな、と思ったら無言の鎧を着る。
それくらいの気持ちがないとこちらが参ってしまいますから。

そうやって頭に血が昇った人の対処法を主人が教えてくれているんです。
自分が実験台になって。
そう思えば、ありがたいことじゃないですか。

以上、私の主人の攻略法をお教えしました。
皆さんの周りには、わがままに見える特性でこんな困ったちゃんはいませんか?

まとめ

いかがでしたか?
今回は私自身ではなく、私の主人の攻略法を3点挙げさせて頂きました。
分かりやすいように箇条書きにしてみますね。

ASD(アスペルガー症候群)の主人の攻略法

①食事のメニューに迷ったら主人に聞け!
②人並外れた集中力を発揮!
③主人の特性は気づきをくれる

以上3点になります。

この3点の根底には、相手に寄り添う(相手の特性を理解し合う)ことが第1条件にあると思います。
相手のきもちを知りたい!
相手の能力を伸ばしたい!
相手に生きやすくなって欲しい、と願いながら話す!

まずは良きフォロワーになってあげて下さい。
そうしているうちにあなたも私も立派なスーパーバイザーに成長できます⭐

ASDの相手は、あなたの支えがあることで、生きやすくなりますよ。
私も、夫婦共通の知り合いに、
「ackeyさんがいないと、ご主人は野垂れ死にますよ(笑)」
と言われています。

目指せ!良き理解者!!
相手はあなたの大切さを十分理解しています。

「1人の人間のかけがえのない存在になる。」

とっても充実しますし、責任感も生まれて、自分の存在価値を見出せますよ^^
相手から学ぶこともたくさんあります。
私はそうやって今の自分を構築してきました。
まだまだ発展途中だと感じていますが^^

では、皆さんも成長を止めることなく、周りの方々と良い関係を築いていけることを願って終わります。
またお会いしましょう。


^^ackey^^

ある一家の第二子(次女)として誕生。父親の転勤で色々な県を4年1回渡り歩く。高校1年生の頃友達との行き違いが大きなストレスになり、幻聴が聞こえ始める。2年次から大人しいグループに入ることによって、行き違いはなくなる。何とか短大まで進学。短大卒業後は、障害をクローズにして接客のアルバイトを転々とする20代、障害をオープンにして事務職に就く30代、障害が軽くなった40代、在宅勤務をする50代を過ごす。現在は「かなうラボ」でライティングコースに所属して半年余り。大いに活躍する。好きな事は美味しいものを食べることです。