こんにちは、就労継続支援B型事業所かなうラボ利用者のけだまです(*’ω’*)
今回は、私が受講している
『イラストコースとLive2Dコースの関係性、そして実際に学んでみて感じたことについて』
お話ししようと思います。
初めに:Live2D(モデリング)とは?
Live2Dとは、イラストに命を吹き込む技術です。
静止画のキャラクターイラストを目や口・髪・体などのパーツに分けて、変形、動きを付けることで、まるで生きているように動かせるソフトのこと。
このLive2Dでキャラクターの動きを付ける作業のことを『モデリング』と呼びます。
VTuberのキャラクターや、ゲームのキャラ演出などに広く使われています(*’ω’*)
独学で感じた不安
元々、私はイラストレーターとして活動しており、Live2D(モデリング)についても独学で触れていました。
このご時世、YouTubeやX、TikTokなど、さまざまなコンテンツを活用すれば無料で学べる環境は沢山ありますよね。
ただ、独学で学ぶ中で強く感じたのは
『自分のやり方が本当に合っているのか分からない』
『誰かに見てもらって改善点を知る機会がない』
という不安でした(´;ω;`)
特にLive2Dは『正解が分かりづらい』分野でもあり、
動かせてはいるけれど、どこか違和感がある…という状態が続いていました。
理想の動きはあるのに…もっと滑らかに動かしたいのに…
どうしたら良いのかわからない。もどかしい気持ちでいっぱいでした。
かなうラボでの学びと添削
そんな中でかなうラボを利用するようになり、課題に取り組むことで経験豊富なスタッフさんから添削をいただける環境に出会いました。
しかも課題だけでなく、自主制作の作品(自習)に対してもアドバイスをいただけるのがとても大きな魅力です(*’ω’*)!
自分では気づけなかった改善点や、より良くするための具体的な方法を教えていただけることで、少しずつ『なぜ良くないのか』『どうすれば良くなるのか』が理解できるようになっていきました。
その中で、イラストコースとLive2Dコースを併用して学んでいくうちに、
『イラストの経験は無駄じゃないどころか、Live2Dに直結している』
と強く実感するようになりました。
イラストとLive2Dの関係性
まず、イラストコースでは基礎からしっかり学びます。
人体の構造や筋肉の付き方、ポージング、服の描き方など、一見Live2Dとは別の分野に思える内容です。
例えば、右肩が上がるポーズの場合、重心はどこにかかるのか、反対側の肩はどう下がるのか。
身体のバランスがどう変化するのか。
そういった細かい部分まで考えながら描く力が身についていきます。
一見すると『イラストの話』なのですが、これがLive2D(モデリング)においてとても重要な土台になります。
なぜなら、Live2Dは“イラストに動きをつける技術”だからです!
イラストの知識が「動き」の違和感を消す理由
身体がどう動くのかを理解していなければ、自然な動きを作ることはできません。
例えば、
・身体が傾いたとき、どのパーツがどの方向に引っ張られるのか
・腕を上げたとき、服にどんなシワができるのか
・顔の向きが変わると、目や口の位置はどう見えるのか
こういったことを理解していない状態でモデリングをすると、どうしても違和感のある動きになってしまいます(´;ω;`)
逆に、イラストで身体の構造や動きを理解していると、
『この動きならこう変形させれば自然になる』
といった判断ができるようになります。
また、イラストコースで特に活きていると感じたのが「パーツ分けの理解」です。
①パーツ分けの理解が活きる理由
Live2Dでは、髪・目・口・体などを細かく分けて動かしますが、
そもそも『どこで分けるべきか』『どう分けると自然に動くのか』は、イラストの理解がないと難しい部分です。
例えば髪の毛ひとつでも
・前髪
・横髪
・後ろ髪
・束ごとの流れ
といった構造を理解していないと、ただ分けただけの“動かしにくいデータ”になってしまいます(´;ω;`)
例えば
前髪一つにしても、イラストでは極端な例にはなりますが…レイヤー1枚で描けます!
しかし、滑らかなモデリングをする際、髪の揺れの動きを出すためには毛束の数だけ1つ1つレイヤーを分けます。
すると、髪が揺れたときに、細かく滑らかに揺らす動きを付けることが可能になるのです。
実際に独学でやっていた頃は、『とりあえず分ける』という状態で進めてしまい、後から動かしにくさに悩むことが多くありました。
特に、細かく滑らかに揺らしたい動きを付けたいときです。
- レイヤー分けがざっくりしていて、動きが付け難い
- 動きが付け難いから揺れ方が硬い印象
- 顔が横を向いたときに、後ろの髪が平面的になってしまう…etc.
しかしイラストコースで『どういう構造で描いているか』を意識するようになってからは、
最初の段階で『どう動かすか』を考えながらパーツ分けができるようになりました。
- 具体的に髪はどう揺れてほしいのか
- 顔を傾けると、どう遠近感が出るのか
- 角度によって後ろ髪や頭頂部はどのような形で見えるのか…etc.
その結果、作業効率も上がり、仕上がりの自然さも大きく変わったと感じています。
②立体感・影の知識がモデリングに活きる
さらに、『立体感の出し方』や『影の付け方』も大きく影響しています。
Live2Dでは、単に動かすだけでなく、
角度が変わったときの見え方や奥行きを表現することが重要です。
その際に
・どこに影が入るのか
・どの部分が手前に見えるのか
・光の当たり方でどう印象が変わるのか
といったイラストの知識が、そのままモデリングに活きてきます。
特に顔の動きや、斜めを向いたときの立体感は、
イラストで理解しているかどうかで完成度が大きく変わると感じました!
イラストで描けるようになることで
- 斜めの顔は奥側の目の大きさが手前に比べて縦に大きく、横幅が狭くなる
- 目にも立体感があるのでまつ毛や眼球の凹凸を意識する
- 顔のパーツは上下や左右の角度によって、距離感(遠近感)が変わる
- 重心移動をすると体に傾きが生じる…etc.
このような知識、意識することにより、平面的なモデリングから立体的なモデリングが可能になります(*’ω’*)
③身体の可動域と物理演算
そしてもう一つ大きいのが、『身体の可動域の理解』と『物理演算』です。
人間の体は無限に動くわけではなく、自然に動く範囲、動作というものがあります。
イラストでポージングや構図を学ぶことで
- どこまで腕が上がるのか
- 首はどの方向にどれくらい動くのか
- 無理な姿勢はどこで違和感が出るのか
- 動きに合わせてパーツがどのように揺れるのか(物理演算)…etc.
といった感覚が身につきます(*’ω’*)
私が独学でモデリングをしているとき、特に苦手だったのが
- 顔を斜め上下を向いた時の顔の形、バランス
- 自然な首の角度
- 自然な揺れ(物理演算)
でした。
イラストの基礎を学ぶことにより、どのような動きを付けたいのかを一つのデザイン(イラスト)として、考えるようになりました。
そうすると、自然と
- 顔の角度は無理がある。
- 横を向くと片側の首の方が太くなる
- 背伸びや重心移動に伴い、丈が上下して、スカートの裾が揺れる(物理演算)…etc.
という、基礎的なことですが…
意識をするだけで、大きく印象が変わることに、気が付くことができました。
この理解があることで、Live2Dでも不自然な動きを避け、より自然で説得力のある動きを作ることができるようになりました(*’ω’*)
実際に感じた変化
かなうラボで両方のコースを学び続けて、今はっきり言えることがあります(*’ω’*)!
イラストとLive2Dは、別のスキルではありません。
イラストの学習で『身体がどう動くか』を理解したから、Live2Dで自然な動きが作れるようになりました。
Live2Dで『動かす前提』を意識するようになったから、イラストの描き方も変わりました!
独学の頃、「違和感はあるけど、どこが問題かわからない」という状態が長く続いていました…
今は、違和感を感じた瞬間に「ここのパーツの変形が歪んでいる」「この影の入り方が平面的だ」と、自分で言語化できるようになっています!
これが、かなうラボで両方を学んだことで得た、一番大きな変化だと感じています。
現在はLive2Dモデリングだけではなく、イラストの技術を生かしたLive2Dのアニメーション制作に興味を持ち、自習として制作に取り組んでいます(*’ω’*)♪
もし『イラストの経験はLive2Dに活きるの?』と迷っている方がいたら、自信を持って伝えたいです。
イラストの経験はLive2Dに活きます!
むしろ、イラストをやっていたからこそ、Live2Dがここまで面白く感じられているのだと思っています(*’ω’*)


