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友達はいる。でも、話したいことは話せない。——そのモヤモヤの正体

趣味・日記
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みなさまごきげんよう。
就労継続支援B型事業所かなうラボ利用者のmayoです。

スマホを見ると、LINEの未読バッジがいくつもついている。グループトークは今日も推しの話や週末の予定でにぎやかだし、私もスタンプでそれに返す。
友達がいないわけじゃないんです。むしろ、周りからは「いつも楽しそう」と思われているかもしれません。

それなのに、いちばん聞いてほしい「本当の不安」だけは、誰にも切り出せない。画面は明るいのに、心の中はシーンと静まり返っている。そんな夜を過ごしたことはありませんか。

今回は、私自身の体験談を通して、いつでも誰かとつながれる時代だからこそ感じる「つながっているのに孤独」というモヤモヤの正体について考えてみたいと思います。

第1章:グループLINEはにぎやかなのに、心はどこか一人ぼっち

この「つながっているのに話せない」という矛盾に、私自身も長く戸惑ってきました。

たとえば大学時代。私が所属していたグループチャットは、いつも誰かのメッセージで動いていました。授業の愚痴、推しの話、週末の予定調整。すぐに既読がつき、スタンプの応酬も絶えない。傍から見れば、間違いなく「友達に恵まれている人」だったと思います。

けれど、就活がうまくいかずにひどく落ち込んでいた時期、私はそのグループに一度も本音を書き込めませんでした。

理由はとてもシンプルで、「楽しい空気を自分の暗い話題で壊したくなかったから」です。テンポよく進む会話の中に、自分のリアルな不安や焦りを持ち込むことには、とてつもない抵抗がありました。

連絡はいつでも取れるし、相手も聞いてくれるかもしれない。それなのに、いちばん聞いてほしいことだけはどうしても指が動かない。当時の私は、そんな自分自身の行動にずっとモヤモヤしていました。

第2章:「重い」と思われたくないという、見えないルール

なぜ、話したいことほど話せなくなるのか。振り返ってみると、そこには「常にある程度の軽さを保たなければならない」という、誰に決められたわけでもない暗黙のルールがあった気がします。

いまの友人関係の多くは、日々の「楽しい時間の共有」や「テンポの良いやり取り」によって成り立っています。そこに急に深刻な相談を持ち込むと、関係性のバランスそのものが崩れてしまうように感じてしまうのです。

「急にこんな重い話をされても困るよね」
「引かれたらどうしよう」
「空気が悪くなるのが怖い」

そんなふうに相手の反応を先回りして考えてしまい、結果として、本当に助けてほしい瞬間ほど言葉を飲み込んでしまいます。

これは決して、自分が弱いからではありません。SNSなどを通じて人間関係が「浅く広く」なりやすい環境で育ってきたからこそ、場の空気を壊すことへの恐怖心が人一倍強くなっているのだと思います。

第3章:つながりの数と、わかりあえている感覚は別物

SNSのフォロワーやLINEの友達の数は、いくらでも増やせます。けれど、「つながっている人数」と「本音を話せる相手の数」は、まったく別のものです。

私自身、SNSを開けば数百人のフォロワーがいて、交友関係は広く見えていたと思います。しかし、いざ本当に困ったとき、深夜に心置きなく電話をかけられる相手は、片手で数えられるほどしかいませんでした。

むしろ、表面的なやり取りの量が多いほど、その反動で「これだけたくさんの人とつながっているのに、なぜ誰にも言えないんだろう」という強烈な孤独感に襲われることさえあります。

つながりの広さと、理解し合える深さは比例しない。

言葉にすれば当たり前のようですが、見落としがちなこの事実に、当時の私はなかなか気づけずに苦しんでいました。

第4章:まずは自分の中で、言葉にしてみるという練習

誰かに話す前に、私が実際にやってみて一番助けになったこと。それは、話したいモヤモヤを一度「自分の中だけ」で言葉にしてみることでした。

やり方は簡単で、スマホのメモ機能に、今思っていることをそのまま打ち込むだけです。誰かに見せる前提がないからこそ、体裁なんて気にせず、感じていることをそのまま書き出せます。

いざ書き出してみると、大きな発見がありました。

私が本当に不安に思っていたのは「就活の結果」そのものではなく、「こんなに頑張っているのに、誰にも認めてもらえていない気がする」という孤独感だったと気づいたのです。

「友達に話せなかったのは、相手のせいだけじゃない。自分自身でも、何を話したいのか整理できていなかったんだ」

そう腑に落ちたとき、心が少しだけ軽くなりました。

言葉を受け止める相手は、最初は自分自身でも構いません。モヤモヤとした感情を一度外に出す作業が、状況を変える次の一歩へとつながっていきます。

第5章:全部話せる相手でなくていい、少しずつでいい

自分の中で気持ちの整理がついたら、次は誰かに伝えてみましょう。もちろん、友達全員にすべてを打ち明ける必要はありません。

私の場合、大人数のグループチャットではなく、一対一で話せる友人ひとりに絞り、少しだけ自分の弱さを見せてみることから始めました。

最初はとてもぎこちなかったのを覚えています。帰り道のカフェで、コーヒーのカップを両手で包みながら、思い切って『実は最近、ちょっとしんどくて』とこぼしてみました。すると驚いたことに、そこからその友人との関係性が少しずつ、けれど確実に変わっていったのです。

もし、身近な友人にはどうしても話しづらいという場合は、学校のカウンセラーや公的な相談窓口など、利害関係のない第三者に話を聞いてもらうのも立派な選択肢です。

誰かひとりにでも、少しずつ本音を渡していく。その小さな行動のくり返しが、「友達はいるのに孤独」というひんやりとした感覚を、少しずつ温め、やわらげてくれるはずです。

おしまいに

友達はいる。でも、話したいことは話せない。/もしあなたが今、そんなふうに悩んでいたとしても、大丈夫です。このモヤモヤとした感覚は、あなたが人間関係を築くのが苦手だからではなく、今の時代を生きる多くの人が同じように抱えている、ごく自然な戸惑いです。だから、どうかご自身を責めないでくださいね。

最初から「すべてを話せる相手」を探さなくても大丈夫です。
まずは自分の気持ちをスマホのメモで言葉にしてみること。そして、誰かひとりにだけでも、少しずつ本音を渡してみること。

その小さな一歩から、あなたの「話せる関係」は、きっと少しずつ温かく広がっていくはずです。

この記事が、同じような孤独感に悩む誰かの心を、少しでも軽くするきっかけになれば嬉しいです。

最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。