こんにちは!就労継続支援B型事業所かなうラボ利用者のカナタです。
かなうラボを利用して9ヶ月目、事務・ライターコースに所属している者です。
今回は、かなうラボの事務・ライターコースの作業内容や使用するツールをご紹介します。
かなうラボを利用する前に、短期間ですがフリーランスのライターをしていた経験があるので、その体験も踏まえてお話したいと思います。
ライティングに興味のある方は、ご覧いただると幸いです。
かなうラボの事務・ライターコースの概要

事務・ライターコースでは、かなうラボのオウンドメディア「かなうログ」に記事を投稿する作業をします。
この「かなうログ」は、WordPress(ワードプレス)というシステムで作られています。
WordPressへ記事を納品したら、職員さんからテキストメッセージでフィードバックが来るので、修正して再提出します。
自身の文章を完全に客観視することはできないので、フィードバックをもらった方が気付きが多く、着実に成長できますよ。
ブログの掲載先には、かなうログの他にリタリコのかなうラボブログがあります。
棲み分けとしては、かなうログが雑記ブログで趣味の話など自由なテーマで書けるのに対し、リタリコブログはかなうラボに関連するテーマがメインの特化ブログとなっています。
かなうログに利用者が投稿した記事の中にリタリコブログ向けのものがあれば、職員さんが転載してくれるので、利用者はかなうログの操作ができればOKです。
WordPressの概要
さて、かなうログはWordPressで作られていますが、WordPressとはプログラミングの知識がなくてもWebサイトやブログを作成できるシステムで、世界中で利用されています。
WordPressで作成されたブログ(かなうログ)に、記事を投稿する操作は難しくないのでご安心を。
例えば、Googleドキュメントを使ったことのある方なら、すんなりと使えるようになると思います。
また、かなうラボが用意してくれているマニュアルもあるので、独学でWordPressを触るよりも抵抗感なく使い始められますよ。
WordPressの記事投稿画面と作業内容

こちらがWordPressの記事投稿画面です。
投稿画面では、以下のような作業をしています。
- 文章を書く
- 目立たせたい文字を装飾する
- 見出しを設定する
- 画像を挿入する
WordPressで記事を作成する際に特徴的なのが、「h2(エイチツー)」「h3(エイチスリー)」と呼ばれる見出しを設定することなので、簡単にご紹介します。
「h2」が大見出し・「h3」が中見出しの役割で、h2の内容を細分化したものがh3です。
実際に公開されているかなうログのブログに当てはめると以下のとおりです。
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見出しを付けて記事を階層化することで、読者の皆様やGoogleの検索結果表示システムが、記事の内容を理解しやすくなります。
(本記事のようにシンプルな内容の場合は、h2までしか使わないこともあるので、必ずh3まで使う必要はありません。)
かなうログの裏側では、日々このような作業をしています。
かなうラボの事務・ライターコースについて:終わりに
将来的に「クラウドソーシングサイト」で仕事を受注したい方は、WordPressを使えたほうが応募できる案件の幅が広がります。
クライアントのWordPressブログへ、記事を直接納品する案件が多いからです。
なお、かなうラボでのライティングと、フリーランスのライターとの違いはいくつかありますが、大きな違いは案件の獲得についてです。
フリーランスのライターの場合、まずは案件の獲得から自力で行わねばなりません。
クラウドソーシングサイトで案件を探して応募文を書く間は無給ですし、やっとテストライティングに辿り着いても必ず受かるわけではありません。
初心者向けの案件は応募者が殺到しやすく、倍率20倍なんてこともありました……。
実際、ライターを志しても仕事が受注できずに、そこでつまずいてしまう方を何度か見かけました。
かなうラボであれば、記事を掲載していただける場所があらかじめ用意されているので、仕事の獲得でつまずかず、すぐにライターデビューを果たせます。
また、工賃をいただきながらライティングの腕試しができるので、独学よりやる気を持続しやすいと思います。
クリエイティブ系のB型は、イラスト制作・動画編集・Webデザインコースがあるのはよく見かけるのですが、ライターコースのあるB型は珍しいので、ご興味のある方はかなうラボを選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。