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順番が違うと落ち着かない話

趣味・日記
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みなさまごきげんよう。
就労継続支援B型事業所かなうラボ利用者のmayoです。

鍵を閉めたか何度も確認してしまう。
お気に入りの席に座れないとなんだか落ち着かない。

ー決まった順番でないと準備が進まない。
そんな小さなこだわりを、誰でもひとつくらい持っているのではないでしょうか。
私にもあります。
それは「順番」です。

なぜそこまで気にするのかと聞かれても、自分でもうまく説明できません。ただ、順番が違うと落ち着かないのです。

朝の支度には、厳格なルールがあります。
洗顔→歯磨き→スキンケア→着替え。

この順番が崩れると、どうにも気持ちが落ち着きません。
実際には何も困ったことは起きません。遅刻するわけでもなく、忘れ物が増えるわけでもありません。
それでも、なぜか気になるのです。

先日、急いでいたせいで、うっかり着替えを先に済ませてしまいました。
その後は歯を磨き、洗顔をして、いつも通り家を出ました。
何も問題はありません。
それなのに電車の中でふと思い出したのです。
「あ、今日順番違ったな」
その瞬間、少しだけ気持ちがざわつきました。
遅刻でも忘れ物でもありません。
ただ順番が違っただけ。
我ながら、なかなか面倒な性格です。

食事にも似たようなこだわりがあります。
好きなものは最後に食べる派か、最初に食べる派か。
そんな話題を耳にすることがありますが、私は「最後のひと口を一番おいしくしたい派」です。
お弁当なら全体のバランスを見ながら少しずつ食べ進め、最後のひと口に一番好きなおかずが来るよう密かに計算しています。
友人と定食屋へ行ったとき、
「まよさん、なんか食べ方が几帳面だね」
と言われたことがあります。
ご飯、おかず、味噌汁を順番よく食べる三角食べも意識しているので、そう見えたのでしょう。
「最後のひと口を大事にしてるんだよね」
そう説明すると、
「でも結局、お腹に入ったら同じじゃない?」
と返されました。
……まあ、そうなんですけどね。
でも違うんです。
なんとなくではありますが、違うんです。

もっと謎なのが、寝る前のルーティンです。
テレビを消す。
スタンドライトをつける。
天井の照明を消す。
この順番でないと、なぜかしっくりきません。
逆の順番になると、
「あ、違う」
と思ってやり直してしまうこともあります。
以前、一緒に暮らしていた友人にそれを見られ、
「え、今やり直した?」
と驚かれました。
「うん、順番間違えた」
と答えると、
「……大丈夫?」
と真顔で聞かれました。
大丈夫です。
たぶん。

人によって安心する方法は違います。
しかし、効率や合理性が重視される場面では、こうした小さなこだわりは「変わっている」と思われることもあります。
けれど私にとっては、この順番が大切なのです。
毎朝同じ順番で支度をすることで、

「今日も始まった」
と感じられる。

最後のひと口を味わうことで、
「ちゃんと食事を楽しめた」
と思える。

決まった順番で灯りを消すことで、
「今日も終わった」
と気持ちを切り替えられる。

考えてみると、私にとって順番とは日常のけじめなのかもしれません。

……などと書くと少しかっこよく聞こえますが、実態は「順番が違うとそわそわする人」です。
本人も説明しきれないのが正直なところです。
先日、この話を母にしたところ、
「あんた昔から、おもちゃの片付けも同じ順番でしかやらなかったもんね」
と笑われました。
どうやら筋金入りだったようです。
さらに、
「そんなにこだわって疲れない?」
とも聞かれました。
でも不思議なことに疲れません。
むしろ逆です。
この小さな順番を守ることで安心できる。
大げさに言えば、自分のリズムで生きている感覚があるのです。

理解してもらえなくても構いません。
笑ってもらっても大丈夫です。

ただ、もしあなたにも説明できないけれど大切にしている習慣や順番があるなら、少し振り返ってみてください。

それは案外、自分らしさを支えている大切なリズムなのかもしれません。
そして、もし同じような謎のこだわりを持っている方がいたら、ぜひ教えてください。
きっとお互いに、

「わかる、なんか違うんだよね」

と言い合って、それ以上はうまく説明できないまま、それでも妙に満足して帰ることになると思います。

それで十分です。

では今回はこの辺で。
またの機会にお会いしましょう。