みなさまごきげんよう。
就労継続支援B型事業所かなうラボ利用者のmayoです。
自分に自信が持てない——そんな感覚は、多くの人が一度は抱いたことがあるのではないでしょうか。SNSを開けば、誰かが輝いている瞬間ばかりが流れてきて、自分だけが立ち止まっているような気持ちになることもあります。今回は「自信がない」という感覚そのものと、どう付き合っていけばいいのかを、体験談を交えながら考えてみたいと思います。

「自信がない」が口癖になっていた頃
以前は、何かに挑戦しようとするたびに、「どうせ自分には無理だ」という言葉が真っ先に浮かんできていました。始める前から失敗した時の言い訳を用意してしまうような、そんな感覚です。周りの人たちが軽やかに物事を進めているように見えて、自分だけが足踏みしているように感じていました。
今振り返ると、その頃の「自信のなさ」は、実際の能力の有無というより、誰かとの比較から生まれていたように思います。他人と自分を比べては、足りない部分ばかりに目を向けてしまう。過去の私は、そうやって挑戦する前から「どうせ失敗する」と結果を決めつける癖がついていました。
自信がある人は、本当に「自信がある」のか
ある時、周りから見て自信満々に見えていた人と話す機会がありました。てっきり不安など感じたことがないのだろうと思っていたのですが、実際には「いつも不安だけど、動きながら考えている」と話していたのが印象的でした。
この一言をきっかけに、自信とは「不安がない状態」ではなく、「不安を抱えたまま動ける状態」を指すのかもしれないと考えるようになりました。自信満々に見える人も、内側では迷いや緊張を抱えていることが多く、それを表に出さずに行動しているだけなのだと気づかされたのです。
自信は「結果」ではなく「行動の積み重ね」だった
自信をつけようと、資格の勉強をしたり、スキルを身につけようとしたりしたこともありました。ですが、知識や技術が増えても、根本的な不安はあまり変わりませんでした。むしろ変化を感じたのは、小さな行動を積み重ねていったときです。
たとえば、身近な人に素直な気持ちを伝えてみる。今日一日の小さな目標を立てて、それをやり切ってみる。そうした小さな経験の一つひとつが、「自分はやればできる」という感覚へとつながっていきました。自信とは、最初から持っているものではなく、行動した後についてくるもの——そんな順番なのだと、今では実感しています。
そもそも「自信」は必須なのか
ここで改めて考えたいのが、「自信って本当に必要なのか」という問いです。自信がなければ何も始められない、と思い込んでいた時期もありましたが、実際には自信がないまま始めたことのほうが、はるかに多かったように思います。
大切なのは、自信があるかどうかではなく、自信がなくても一歩を踏み出せるかどうかなのかもしれません。不安を完全になくしてから動こうとすると、いつまでも動けなくなってしまいます。逆に、不安を抱えたまま小さく動いてみることで、少しずつ景色が変わっていくこともあるのです。
おわりに
自信がないと感じることは、決して特別なことでも、悪いことでもありません。多くの人が同じように迷いながら、それでも一歩ずつ前へ進んでいます。自信を「持ってから動くもの」ではなく、「動いた結果、後からついてくるもの」として捉え直してみると、少し肩の力が抜けるかもしれません。今、自信がなくて動けずにいるあなたへ。まずは一緒に、震える足のまま一歩だけ踏み出してみませんか?この文章が、その小さなきっかけになれば嬉しく思います。
以上、ここまでお読みいただき誠にありがとうございました。
またの機会にお会いしましょう。


