
はじめに
就労継続支援B型「かなうラボ」利用者のガパオです。
Webライティングの作業を続けていく中で、以前の私は1記事書くたびに「次は何を書こうか」と単発でテーマを探して執筆していました。しかし、そのやり方では途中で書く内容に迷ったり、記事同士で伝えたいことが重なってしまったりする問題がありました。
前回の記事では、シリーズ全体の目的を最初に決める大切さについてお伝えしました。
【実践レポート】記事を書き続けて気づいたこと⑨|最初に「このシリーズで何を伝えるか」を決めるようになった
シリーズ全体の目的を定めた次に私が行うようになったのが、「その目的を達成するためにどんな記事が必要か」をトピックごとに洗い出し、全体の記事数をあらかじめ確定させることです。今回は、必要な記事を洗い出して記事数を決めるアプローチに変えたことで実感した変化について、実践レポートとしてお届けします。
STEP1 シリーズの目的から必要なトピックをすべて洗い出す
以前の私は「とりあえず思いついたテーマから1記事書いてみる」という進め方をしていましたが、現在はまずシリーズ全体で読者に伝えるべき要素を箇条書きで手元に書き出すことから始めています。
たとえば、「ブログ運営で気づいたこと」という大きなテーマがある場合、いきなり原稿を書き始めるのではなく、「テーマ選び」「構成の作り方」「執筆のコツ」「推敲のステップ」といったように、読者が知りたいであろう手順や要素を漏れなく洗い出していきます。
執筆の途中で「あれも書かなきゃ」「あの話を入れ忘れていた」と焦ることが以前はよくありました。しかし、最初に必要なトピックをすべて出し切ることで、頭の中にある情報が整理され、シリーズ全体の骨組みを冷静に俯瞰できるようになりました。
過去にシリーズ全体の設計について書いた記事も、トピックの整理に活かされています。
【実践レポート】記事を書き続けて気づいたこと⑧|1記事ずつ書くのではなく、シリーズ全体を考えるようになった
STEP2 トピックをグループ分けして記事数を確定させる
必要なトピックが出揃ったら、次に行うのがトピックのグループ分けと記事数の決定です。
書き出した要素を眺めながら、どこからどこまでを1つの記事としてまとめるかを考えていきます。
1つの記事に情報を詰め込みすぎると、読者にとって理解しづらい複雑な文章になってしまいます。
逆に、内容が薄すぎる場合は複数のトピックを1つにまとめる必要があります。
「読者が1記事で1つの納得感を得られる分量」を意識しながらトピックを整理し、「今回のシリーズは全10記事で構成しよう」といった形で最終的な記事数を決定します。
あらかじめ「全10記事」と数が決まることで、「現在は全体の4記事目を書いている」「あと6記事で完成する」というゴールまでの距離が明確になります。
ゴールが見えないまま書き続ける不安がなくなり、モチベーションを一定に保ちながら作業を進められるようになりました。
STEP3 記事数が決まることで執筆スケジュールと工数が見える
記事数が確定することの大きなメリットは、シリーズ完成までに必要な作業時間やスケジュールを正確に予測できるようになることです。
1記事あたりにかかる平均的な執筆時間が分かっていれば、「全10記事のシリーズを完成させるには〇〇時間必要だ」「週に〇記事進めれば来月には全公開できる」という計画を具体的に立てることができます。
計画なしに書いていると、締め切り直前になって慌てて執筆したり、途中で時間が足りなくなって雑な仕上がりになってしまったりすることがありました。
あらかじめ記事数を決めて工程を可視化することで、見通しを持った計画的な作業が可能になり、無理のないペースで安定した質の記事を作成できる状態になりました。
FAQ
Q1.洗い出したトピックが多くなりすぎて、記事数が膨らみそうな場合はどうすればいいですか?
A1.最初に設定した「シリーズの目的」に照らし合わせ、今回のシリーズで伝える必要のない余分なトピックを削ぎ落とすことが大切です。入り切らなかったトピックは捨ててしまうのではなく、別の新しいシリーズの企画としてストックしておくと無駄なく次回に活用できます。
Q2.執筆の途中で「やっぱり記事数を増やしたい」と思ったときは変更しても大丈夫ですか?
A2.基本的には最初に決めた記事数を維持することをおすすめします。途中で記事数を変更すると、シリーズ全体の構成や後ろのステップとのバランスが崩れてしまうためです。どうしても追加したい内容がある場合は、既存の記事の中に補足として組み込めないかを検討してみてください。
Q3.記事数を決める作業にはどれくらいの時間をかけるのが理想ですか?
A3.あまり時間をかけすぎず、全体の作業時間のうち1〜2割程度の時間で手早く洗い出すのが理想です。完璧な構成を求めすぎて時間をかけすぎるよりも、まずはざっくりと必要な記事数を決めて執筆に入り、書きながら細かな表現を整えていく方がスムーズに進めます。
まとめ
今回は、シリーズに必要な記事を洗い出し、あらかじめ記事数を決定してから執筆に入るアプローチについてご紹介しました。
単発で思いつくままに記事を書くのではなく、最初に必要な情報を整理して記事数を確定させることで、執筆時の迷いがなくなり、作業のスケジュールも立てやすくなります。
「途中で何を書けばいいか分からなくなる」「全体の完成が見えなくて途中で挫折してしまう」とお悩みの方は、ぜひ執筆を始める前に「このシリーズは何記事で完結させるか」を洗い出して決める手順を試してみてください。


