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「最高の入浴法」

趣味・日記
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こんにちは!就労継続支援B型事業所カナウラボのゆうです😄今回の記事のタイトルは「最高の入浴法」です。

前回に引き続きカナウラボで私が行っている日頃の業務のアウトプットをしていきたいと思います。

それでは早速本編に入っていきましょう( ^ω^ )

今回の記事の目的は正しい入浴法を知りお風呂を健康ツールとして使いこなす術を身につけるです。

①「間違いだらけの入浴法」②「心と体の疲れを取るお風呂の効果」③「症状タイプ別入浴法」の順に解説していきたいと思います。

それではセクションの①「間違いだらけの入浴法」からです。最初にシャワーだけでは意味がない訳についてお話したいと思います。

シャワーには無いお風呂の作用として①温熱作用②浮力作用③水圧作用 があります。①の温熱作用とは簡単に言うと体を温めるということです。体が温まると血管が広がり血流が良くなります。疲労回復も美肌も血流が命で体の内側からきれいになることができます。

また体が温まるといくつか良い点が他にもあるのですが、1つは痛みが取れるということです。よく慢性の腰痛とかで温泉に行くと痛みが取れるという経験があると思うのですが、これは気のせいではなくて実際に温めることによって神経の過敏性というのを抑えます。そうすることで慢性の痛みが取れることが分かっています。

もう1つに人間の自律神経に作用するという点です。熱いお湯に入ると自立神経の交感神経が刺激され興奮作用があります。ぬるいお湯に入ると副交感神経が刺激されリラックスの作用があります。ですので、お湯の温度を変えることで自律神経のバランスを自分でコントロールすることができます。基本的には、ぬるめのお湯でリラックスするのがおすすめです。

逆に朝にシャキッとしたい場合は熱めのお湯がおすすめです。夜は熱いお湯ですと目が冷めて寝付きにくくなってしまうのであまり熱めのお湯でない方がいいです。

次は②の浮力作用についてですが、湯船に入ると体重が10分の1になります。ですので自分で支える体重が少なくなる分リラックス効果があります。これもシャワーでは得られない効果です。

次の③水圧作用についてですが、水圧によって締め付け効果で血流が改善し、むくみなどに効果があります。

ここから先は少し半身浴の真実というところでお話していきます。簡単に言いますと半身浴の入浴効果は全身浴の半分の効果だということです。

つまり①温熱作用②浮力作用③水圧作用の効果が半減するということです。ただ、半身浴のメリットもありまして、全身浴ですと肺が圧迫されて心臓にも負担がかかるので心臓が弱い方には半身浴をおすすめしています。

続いてヒートショックに注意!交通事故より多いお風呂での死亡者。ということで解説していきます。交通事故の年間死者数が3532人に対し入浴に関連した年間死亡者数は1万9千人と言われています。入浴関連死は高齢者に多く65歳以上の人が圧倒的に多く事故で亡くなっています。

特に寒い時期に多く、12月から2月までの入浴事故が多発しています。これはヒートショックということで血圧の急な上昇が原因になっていますので気をつける必要があります。

続いて②「心と体の疲れを取るお風呂の効果」です。細胞が活動した後の燃えカスの蓄積、栄養不足にはお風呂に入ることで血流の改善が大切になってきます。自立神経の疲れは温熱による副交感神経の刺激が大事になってきます。また、筋肉の過緊張の継続には温熱による筋緊張の緩和が重要になってきます。

続いて重い疲れが取れる5つの入浴ルールについてですが、①温度は40℃②全身浴③浸かる時間は10~15分④入浴剤の使用⑤湯上りは温熱効果を逃さないということを意識してみてください。次に入浴は睡眠の90分前くらいにするようにしてください。

続いて最後の③「症状タイプ別入浴法」です。肩こりに関しては筋肉の収縮ですので、肩までしっかりと浸かっていただくのが重要です。また、慢性の痛みに関しても温めるということが大事です。

不眠の方に関しては、寝る1時間半前に入浴を完了しておくというのが大事なポイントです。胃痛、胃の不快に関しては多くは交感神経が強すぎであるので、副交感神経を刺激して胃腸の動きを調整しましょう。高血圧の方は40℃までのお湯に10~15分浸かるようにするのがいいのと炭酸系入浴剤の活用もいいです。

低血圧の方は温冷交代浴という40℃のお湯に3分全身浴をし25℃のお湯を手足へかけるというのをしてもらうといいです。アトピー性皮膚炎・乾燥肌の方に関しては40℃までのお湯に10~15分入っていただき42℃以上のお湯には入らないようにしてください。

また、長時間お湯に入らないようにして出浴後10分以内に保湿するようにしてください。冷え性の方は40℃までのお湯に10~15分入り42℃以上のお湯には入らないようにしましょう。40℃3分25℃30秒(手足)の温冷交代浴も良いです。また、入浴剤もおすすめです。

それでは本日のまとめです。・お風呂は身近な最高の「健康ツール」である・活用するには正しい入浴法を知る必要がある・基本は「40℃ 10分 全身浴」だが、目的に合わせて温度や時間、入るタイミングを考える・難しく考えず、毎日湯船に入ってみるということが大切です。

さて今回はカナウラボの業務で学んだ「最高の入浴法」について記事をご紹介してきましたがいかがだったでしょうか?

皆さんも今回ご紹介した記事の内容を参考にして日頃の入浴を快適なものに是非してみてくださいね😄

それでは就労継続支援B型事業所カナウラボのゆうでした!

最後までご覧いただきありがとうございました( ´∀`)

 


 

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