皆さん、こんにちは!就労継続支援B型事業所かなうラボ利用者の^^ackey^^です♪
今までの私のコラムは、大体周りの他者にスポットをあてて書いてきましたが、
今回は180度ベクトルの方向を変えて、『自分自身』にスポットをあてて書いてみようと思います。
このタイトルからもお分かりのように、半世紀生きてきた私の人生がガラッと変わってしまうかも!?
この接続部分を一緒に体感して頂ける皆さんは、もしかしたらラッキーなのかもしれません。
『この人の人生ってこんな感じだったんだぁ。よくコラム出してるけどねぇ。今回は「自分」の事だって。面白そうじゃん♪参考にして見てみよう。』
と私の人生を一緒に振り返り、そして展望して下さる方が1人でも増えてくれることを私は願います。
さぁ、人生のロングラン『^^ackey^^号』に乗って、一緒に旅に出ましょう♪

テーマにたどりつくきっかけ
・ネタ作りでかなうラボのショート動画を何となく視聴
その日は午前中歯医者へ行く予定があり、お昼のお弁当を買って帰宅しました。
ちょっと疲れた私は、
「新しいコラムのネタを考えようかなぁ。」
と何となくぼんやり、かなうラボの動画編集コースのおすすめ動画を再生していました。
そうしてある動画を視聴しました。
それは「自分の機嫌を守るためにやっていること」というテーマでした。
・興味ある動画のタイトル「自分の機嫌を守るためにやっていること」
そういえば主人に
「落ち込まれると困っちゃうんだよねぇ。どうやってご機嫌を直そうか大変なんだから!」
と言われたなぁ。
これはためになりそう♪
と思い勉強のつもりで再生してみました。
そこには5つのコツが出てきました。
箇条書きにするとこのような感じです。
①日常の何気ない暮らしを大切にする。
②イライラ・モヤモヤするとわかる界隈やコンテンツをわざわざ見に行かない。
③ノートに書きだして脳内を整理する。
④chatGPTを活用する。
⑤自分の事を最優先にする。
この中で私が一番ビックリしたのが最後の⑤の項目でした。
・5つの要素の中で、「自分を最優先する」という言葉に強く惹かれた
このショート動画を作成している方は自称「オタ」なので、
「推し」の話が出てくるのですが、
「自分自身も最推しの一人として考えている。 推しと同じように自分も大切にして無理をさせない。」
「推しにしてあげたいことを自分にもして、推しにしてほしくないことは自分もしない。」
というのです!
まず、「推し」の話は置いておいて、
自分の事を最優先する。という言葉。
ガツーン!ときました。
・その一言がきっかけで、自分の生き方を振り返りたくなった
何か心を揺さぶられるような衝撃を受けた私は、
「これをテーマに書きたい!」
と思いました。
そしてかなうラボの職員さんに助けてもらい、ぼんやりしていたテーマがしっかりとした起承転結の形が整いました。
「自分を最優先する」とはどういうことか、考えてみた
・Fさんや主人のアドバイスを思い出した
その事に先に気付いていたのはかなうラボ・浦和のサービス管理者Fさんと主人でした。
Fさんも主人も私に
「自分を一番大事にして!」
と言うのです。
聞いたときはしっくりこなくて?だったんですが、今回はなぜか衝撃を受けたんです。
これこそ3度目の正直、とでも言うのでしょうか?
・自分の“推しキャラ”が、自分と正反対の性格なことに気づいた
ここで「推し」の話に戻ります。
私の「推し」キャラはクールで知的、困ったときだけ手を貸す頼れる2枚目。
なんですが、自分はその「推し」キャラと真逆のキャラだったことに気づきます。
なんと私のキャラは熱くて涙もろく、人情派で人助けばかりしている、いわば「金八先生」や「寅さん」などの3枚目キャラだったんです!!!
そんな3枚目キャラな私も人間臭くて嫌いじゃないんですが💦損な役割ではありますね。。。
私はそんな自分を「無理させない」どころか「無理してなんぼ」みたいな扱いをしてきたんです。
・それはきっと、自分にないものへの憧れだったのだと思った
まさしくその通りだと思います。
当てはまること、皆さんにもあると思うんです。私にはもちろんあります。
自分にないものを持った、憧れの「推し」に対して、
「推しがしてほしくないことは自分もしない。」
今回動画を見て知ったのですが、これが自分の機嫌を守る方法みたいなんです。
私はいきなり風船がしぼんでしまったように不機嫌になることが時々あります。
てっきりお腹が空いているからだとばかり思っていました。
頑張っても頑張っても報われない自分が自分で気の毒なんですね、きっと(涙)。
しかし!そんながむしゃらキャラな自分が一生懸命で「生きてる感」があるなぁ。
なんて思う今日この頃です^^
思い返すと、これまで私は「人のお世話ばかりする生き方」をしてきた
・「自分の人生を生きていなかった」と感じる瞬間があった
私がなぜその言葉に衝撃を受けたか。
自分が自分の事を最優先する、という事が全くなかったからです。
自分が自分のために生きた記憶がないんです。
いつも周りのお世話ばかりして疲れ果てて、最後には病気になり、現在でも夫や親、友達の助けばかりしています。
そんな人生だったんで、「自分の人生を生きる」という感覚すらなかったんです。
いつも人のため、人のために生きてきました。
そんな私は心の病の「躁うつ病」になったことがありました。
友達に「自分を見つめなおして」と言われ、
「自分ってなんだろう?」と尚更分からなくなり、他の友達に話したところ、
「自分は他人が評価して決まるもんなんだから、そんなこと考えてたら具合悪くなるよ、やめた、やめた!」
と言われその時点では後者の意見に賛同しました。
が、今心が揺れ始めています。
・両親も同じように“他者を優先する生き方”をしていたこと気づく
この見出しにもありますように、私の父親もいつも「人のため」に生きていた人でした。母親は父に任せっきりで自分で出来ることは限られていました。
両親を見て、「こういう家族は嫌だ」と反抗したこともありました。
今となっては、バランス的に負担が父に及んでいたけれど、その分母はそれなりに支えていたのかもしれない、と思えるようになりました。
父は亡くなりましたが、昭和の家庭だったんだな、と思います。
・無意識のうちに、その生き方を受け継いでいたのかもしれない、そんな気がする
反抗はしましたが、父がレールを引いてくれた短大はとても楽しく、「研究室に残らないか?」と声がかかるくらいの人気者になりました。
テニスサークルでは友達もたくさんでき、皆で失恋してはピーピー泣いて、励ましあったりお泊りしあったり、試合で勝ったり、負けたりして喜怒哀楽をあのメンバーと共にできたのは今でも宝物です。18歳で知り合い、今でもLINEのメーリングリストでつながっています。30年以上の仲間です。
その仲間内でも私は相談を受ける役です。
「あなたと話すと元気が出る♪」とか「いつもLINEありがとうね!」とかみんなのために奔走しています。
『自分ファーストな人生』ってどんな人生?
・人生100年時代の今、半世紀を過ぎたこのタイミングで立ち止まる
自分自身でも不思議なんですが、どうしてこの「ほぼ半世紀」のタイミングでこの問題に当たったのか?
人生の転機でしょうか?
結局私は思うんです。
「人がどう言おうと思われようと、自分の道を突き進もう!」
と。
そもそもこの私がクールで知的な2枚目キャラには変身できません。
私がいきなり2枚目キャラに変身したら、
「南海トラフが来るんじゃないの!?」と皆に言われそうです(笑)
3枚目でいいじゃないですか!熱くていいじゃないですか!涙もろくて人情家でいいじゃないですか!
「人のため7割・自分のため3割」をまず目指しましょうよ♪
・これからの人生を「誰のために」「何のために」使うのかを見つめ直したい
残りの時間は主人と母と友達のため、そして大事な自分のためにも。
何のために。母が亡くなっても主人が居なくなっても、自立していけるようになりたいから、まずは金銭的に貯金を続け、心も鍛え、ひとり立ちした立派なおばあちゃんになれるように逞しく生きたいです!
それまでは、みんなを助け、助けられ、相互に支えあっていきたいです!!!
・「他者のため」だけでなく、「自分のための生き方」を考える時期なのかも
きっと父を亡くし、母の面倒が一挙にこちらに降りかかり、主人もかまってちゃんで、今は引っ張りだこでいいけれども、みんないなくなってしまったときの喪失感に負けないように、
きっと今考えるチャンスが来たんだと思います。
このチャンスを逃さず「自分の人生どう生きるか?」考えてみました。
結局「人のため7割・自分のため3割」位から始めてみよう、と結論が出ました。

まとめ
とってもいい機会をありがとうございました。
こうやって半世紀すぎて自分の人生を振り返られるきっかけを頂いたのは非常に貴重なことだと私は思います。
人間、歳をとるとみんな頭が固くなっていく。
当たり前の摂理ですよね。
だからと言って成長が完全に止まる、訳ではなさそうですヨ♪
今回の私のように、仕事をしながらも人生ついて考えられたり、振り返って自分に足りない何かを見つけて補おうとする。
それも人間の「進化」「成長」の1つだと私は信じたいです。
「知的でクール、2枚目キャラ」に憧れますが、
結局私は私の生き方を全うすることにしました。
その代わり「自分も大事にする事」を忘れずに、ね^^
背伸びはしませんが、今回ちょっとだけ成長した自分でありたい、と感じています。
皆さんも、ご自分の人生、振り返ってみてどのように考えますか?
かなうラボではそんな話を聴いてくれる支援員さんがいます。
是非かなうラボで一緒にご自分の人生を振り返ってみませんか?