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マイナーな資格を取ったワケ

趣味・日記
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小さいころ『小説家になりたい』と言ったら、『安定した公務員になれ!!』と言われて母親と口論になったことを思い出したシマエナガです(*’ω’*)
だいたい、シマエナガみたいな自由な性格の人間がなれると思うのかね(笑)

将来の夢

小学生のころから、ずーっとカウンセラーか看護師になりたくて福祉職に就くとは思ってなかったんだよね。
看護師に夜勤があると聞いて、当時身体が弱くてちょっと寝不足だとすぐに体調を崩していたシマエナガは冷静に『看護師は無理だ』と考えて、早くカウンセラーになりたくて専門的な勉強がしたくて学校の勉強が大嫌いだったんだ。
え(*‘∀‘)?

高校の時、数学4点取って卒業式の日に先生から飛び蹴り食らいそうになってゲラゲラ笑いながら逃げまわったのもいい思い出よ🤣

悩みが多くて、でも誰にも話せないタイプだったから第三者で否定せずに聴いてくれる誰かを求めていたシマエナガは、そんな人のために受け止め役になりたくてカウンセラーになりたかったの。
知り合いには話しにくいけど、第三者なら話せることってあると思うのよね。
その時代って、カウンセリングを受けたら頭おかしいみたいな偏見のある時代だったけど、アメリカに行った友達が『カウンセリングは気軽に話をする感じの場所だよ』って言っていて日本は遅れてるのかーって思ってた。
今は当時よりもマシかもだけど、それでもまだカウンセリングって偏見あるよね。

大学は福祉心理を学ぶ

福祉にも興味を持ち始めてた頃だったから、福祉も心理も学べるところ、かつ実家から離れられるところを探しまくって偏差値とかネームバリューとか考えずに受験したの。
そのころ、親との関係性が良くなくてストレスで神経性胃炎で胃薬が手放せなくてね(。-`ω-)
一旦、離れてみようって思って選んだんだ。
正解だったね!!!胃薬もいらなくなったし、何より解放されて元気になった。

そんなこともあったから、ますます勉強が楽しくて。
ただね、まさか大学に入ってまでインテグラルだのシグマだの使うと思わなかったよね!!!
また数学かよ!!って思ったけど、心理学って実験したりするから数学必要なんだよね。
データ出さなきゃならないから、理系に近い文系って言われてるんだよ。
英語も必要だね。文献とか英語で読んだり、英語で論文書けるように最低限の英語は必要なんだよね。
苦手なものばかりで、泣きながら課題やったりしてたなぁ(笑)
めちゃくちゃレポート書いたよ~
あと、人を援助するには自分を知る、ってことでめっちゃ自分と向き合わされた授業が地味にしんどかった(笑)短所が見えすぎて、自分て最悪な人間だわって思った記憶。。。

進路を変えた出来事

大学二年の夏ごろまでは、心理学で仕事に就きたいなぁって考えてたんだけど・・・
大学入学したくらいから地元の友達2人からずっと悩み相談を受けてたのね。
休みに地元に帰った時、ひとりの子を見て驚いた。
リストカットとアームカットの痕が凄まじいことになってて。
よくよく聞いたら精神疾患になってた。
希死念慮もあって、電話でも『死ぬな』って何度も約束した。
なのに、知らないうちに自ら命を絶ったんだ。
あんなに元気で周りを笑わせる子だったのに、
あんなにシマエナガのこと心配してくれる優しい子だったのに。
手紙書くねって言ってたから待ってたのに、突然そんなこと知らされて、さすがに大泣きしたよね。助けられなかった自分を責めたし、どこかで大丈夫だと思ってた自分にも失望した。

これが心理学から精神保健福祉を勉強しようと思ったきっかけ。
勉強したら、その子が何に苦しんでたのかとかわかるかなって。
だから、一旦心理学で卒業して、フリーターしながら資格取得の勉強始めたの。
もうひとりの子もベッド上から起き上がれないくらいひどくて、家族にサポートされながら生きてた。優しくて、気遣い屋さんの子だったのに家で入院してる状態にまで悪くなってた。
そんな環境だったから、すぐ進路変更したんだ。

現場で使えることは少ない気がする

ゼロから勉強したから一日15~16時間勉強して、【精神保健福祉士】という福祉の資格を取ったワケだけど。
そのまま精神病院に就職しなかったのは、まず医療を知らないとダメだと思ったから。
精神科って目に見えないある意味特殊な科だから、まずは身体的な医療を知ってから精神科で働こうと思って一般病院に就職したの。
身体疾患と合併してる人もいるしね。
で、働いているうちに精神保健福祉士って意外とピンポイントな仕事だなぁって思って、また通信制の大学に編入して働きながら【社会福祉士】を取ったの。

いや、いっぺんに取れよって感じだったけど、一旦現場に出てから受けた試験はすごく楽だった。場面が想像できるんだよね。歴史とかそういうのはさすがに大変だったけどさ。現場じゃ歴史なんて使ったことないから(笑)
当時は合格率が2割くらいだったから取るのが大変だったんだよね。
厚生労働省まで合格発表見に行ったもんな~(笑)ちなみに精神保健福祉士の時も見に行ったの🤣
別にネットで見ることは出来たんだけど、自分が頑張ってきた結果を目で見たかったんだよね。
ひとりで小さくジャンプして喜んだっけ🙌

現実のケースワークは本当にいろーんなことがあって、人の数だけ家族の数だけそれぞれ色々あるし、現場は教科書通りにはならないんだって痛感したよ。
本当に色んな人がいるわ(笑)

人手不足のソーシャルワーカー

人手不足だと思うんだよね(‘ω’)
シマエナガは病院でしか働いたことがないけど、業務量が半端ないのに給料安いんだよね😒
患者さんとか家族が医者や看護師に言えないことをぶつけてくることもあるから、メンタルにくることもわりとあるしねぇ(;’∀’)
それで、結構転職する人が多くてあちこちの病院を転々としてる人、意外といるのよ。

病気が良くなったらまたソーシャルワーカーやりたいなぁと思うくらいには仕事としては楽しいんだけども。人間観察とかハプニングとか楽しめる人は向いてると思う(笑)
あと、気が強い人ね🤣みんな気が強い。怖いw

このマイナーと言われる国家資格を活かせる仕事がしたいなとは思うけど、なかなか難しいよね。まず通勤がネックだし、人手不足故にゆっくり話を聴けないもどかしさもあるから、もっとじっくり向き合いたいと思ってもなかなか出来ないのがな~
何か、自分に出来そうな仕事はないかなぁっていつも考えてる。
マイナーかもしれないけど、駆け込み寺的ポジションて大事だからな。

大学時代、講師か准教授かの先生に『シマエナガさんは現場タイプだね』ってすごい言われてたんだけど、今ならわかる。マネジメントタイプではない(/・ω・)/

ソーシャルワーカーって昔よりだいぶ認知されてきたはずなのに人手不足には理由があるよね。

うん、たぶん給料!!!

早く働けるようになりたい、シマエナガでした(*’ω’*)