
プライベートがバタバタで低浮上だったシマエナガです(*’ω’*)
そんなプライベートで医療ソーシャルワーカーが関わることがあったので、一体何の仕事をしているのかっての説明してなかったなぁと久しぶりに帰ってまいりました🫵
ソーシャルワーカーは総称
ソーシャルワーカーって最近になってだいぶ聞くようになったけど、シマエナガが大学卒業したくらいなんて、医療従事者ですら『何それ?』状態で、一部の最先端の病院くらいしか活用してなかったんだよね。
✨シマエナガが従事してた一般病院での医療ソーシャルワーカー、
✨精神科病院で従事する精神科ソーシャルワーカー(身体的な一般病院と分けてるんだよね)、
✨学校で調整役をするスクールソーシャルワーカー、
✨地域住民の困りごととかを福祉制度に繋げるコミュニティソーシャルワーカー、
✨施設で入所者や家族の問題を汲み上げる支援相談員もソーシャルワーカー、
✨児童相談所で児童福祉司も子どもや家族の相談対応してるソーシャルワーカー。
【ソーシャルワーカー】って色んな相談援助・対人援助をする人たちの総称なんだよね。
【ソーシャルワーク】という分野の勉強をしてきた人。
色んな援助方法とか、対人力とか、色んな社会資源(わかりやすいもので言うと福祉制度とかね)をクライアントが過ごしやすいように調整していく業務内容なんだよー
一般病院での医療ソーシャルワーカー
シマエナガは一般病院でしか働いたことがないから、一般病院(主に身体的な病気みるとこね)の業務内容がどういうものなのか、一つの例としてざっくり紹介していくね😊
まず、3か所の病院で働いたけどうち2つは一人部署だったの。
うん、全部ひとりでやるのよ(笑)
★入退院の調整
これは急性期病院(救急車で運ばれるようなところ)とはやることが変わってくるんだけども。
シマエナガは慢性期と言って、もう病状が固定して、でも家には帰れないような患者さんが入院してるところで働いてたんだけど、入院するときって色々手順を踏まないといけないのよね。
急性期病院から状態が安定したので受けてくださいって打診がくるの。
そしたらいただいた情報を担当の医師に『この方受けてもいいですか』ってお伺いたてるのね。
OK出たら、今度はそのご家族に自分の病院の見学と説明を受けに来てもらうのよ。
これは、金銭的な面とか入院したら思ってたのと違ったというトラブルを避けるために絶対してもらうこと。
多いときは1日5~6組やってたけど、1時間から1時間半かかるから他の業務がなかなかできなかったりしたなぁ・・・。
退院は長期入院になってしまった患者さん、家族の家から近い病院のベッドが空いたからそっちに移りたいとか、家で看たいとか理由は色々だけどその希望に合わせて調整して、退院してもらう。入院調整より大変だと個人的には思う。本当に色んな希望があるからね(;’∀’)
★院内調整
どの病状の患者さんをどの病棟に入ってもらって、リハビリが出来るかどうかとか(診療報酬という病院の収入になるのでね)、シマエナガには言えないことをどこかで話してないかとかの調査したり(不満の有無を確認する)、看護師たちの不満の解消(結構な無茶を言ってくる人いるので)等々、患者、家族、医師、看護師、コメディカル(リハビリとか管理栄養士とかの他の専門職)がうまくいくように調整する。
実はこれが一番大変だったりするんだ・・・。
本当に大変だったよ(-_-;)
★他の病院との連携、アピールのためのあいさつ回り
時間を作って、いつもお世話になっている病院へお礼に顔を出して距離感を詰めにいく。
まだ、やり取りがない病院にはパンフレット等を持ってあいさつ回り。
帰院したら業務どっさりだけど、顔を知っている状態でのやり取りはその後のスムーズさに響いてくるからシマエナガは積極的にやってたよ!
電話の声でしか知らなかった相手の顔を見に行くのも楽しかったな🎵
途中で内緒でお茶して一服するの楽しみだった🤣
★記録記入
その日、どこから電話が来てどんな内容を話したかのメモ書き程度の記録から(証拠として残しておくの大事!!)、患者さんがその日どういう動きをしてどんな話をしたか、その日動いた分だけ記録を書く。
他病院も役所も日中しかあいてないから日中はそのやり取り。
その後に記録を書くので残業が当たり前で『定時で帰りな』と言われても、帰ったらどんどんたまる一方だから帰れないんだよ!!!
公的な病院でも働いていたけれど、ソーシャルワーカーは基本的に残業だったなぁ・・・。
それでも公的な病院はホワイトなので残業もそこまでではないと思うけど、それでも残業があるんだよね。
でも、記録めっちゃ大事!!!!!
ざっくりだけどこんな感じ。
もっと、自分の部署では受けたくない面倒なこととかをソーシャルワーカーにぶん投げてきたりされてたから、やることは細かいものもいっぱいあったけどね~
辞めちゃう人も多い
何でかって?
そんなん大変だからだよ(笑)
対人援助は本当に自分の神経削って援助するんだ。
でも、『ありがとう』『あなたが担当で良かった』っていう感謝を糧にして頑張ってるのよ。
しかも給料安いし。ホント給料安い。大きいところとか公的なところはまた違うけどね。
シマエナガがソーシャルワーカーになりたての頃は、確かに病院のお荷物だって言われてたの。
何しろ、収入を生み出さないからね。診療報酬にもなかったし。
でも、今はちゃんと診療報酬として認められる部分があるし、それまで医師や看護師が忙しい中やっていたことを専門としてやるポジションが出来て手厚く援助できるようになった。
ただ、対人だから本当にストレスがかかるのね。
みんな好き勝手言うしさ。調整にも限度があるんよ。マジで。
とくに個人経営の病院なんかは一人部署が多かったりするから、ソーシャルワーカーとしての視点を持つ仲間がいなくてメンタルつぶれたりするんだよね。ベッドの回転率とか収入に関わってくる部署だから上からの圧力もすごいしさ。
大きい病院だと仲間いっぱいいるから戦えるんだけど、一人部署が戦っても『はいはい』みたいな感じだしねー。
そこは問題だなぁと思う。
シマエナガはそれでもこの仕事が好き
別にドМじゃないけど、楽しいんだよね(≧▽≦)
本当に人の数だけ人生があって、それにちょっとお邪魔させてもらう。
どうやったら、納得のいく人生になるかのお手伝いをする。
病気になってしまったから前みたいには働けないけど、何かしら似たような形で働きたいなと思うくらいにはこの仕事が好き。
つらいことなんて毎日あったけど、それをいかにひっくり返していくかが楽しいんだよ。
『やってやったぜ!!』みたいな(笑)
家族関係とかも守秘義務あるから書けないけど、本当に色々あってドラマみたいだし。
気が強くないとできないのが難点だけど、やってれば勝手に強くなるからね(笑)
色んな事をまとめて、調整していくのがメインだから頭はめちゃくちゃ使うけど、必要な職種だと思ってるよ。
何か活かせる仕事がしたいな~と思ってるシマエナガでした(*’ω’*)


