「また雨か⋯」と思う前に。”観察力”が人生を変えるという話。
就労継続支援B型かなうラボ利用者のaichiです
今日は「梅雨を面白く感じる人と面白く感じられない人の違い」
についての記事が気になったのでご紹介します
「また雨が⋯」と思う前に。”観察力”を変えられるという話。
こんにちは☁
最近、ふと「前ほど感動しなくなったな」と、感じることありませんか?実はそれ、仕事でも人生でも”つまらなさ”を感じてしまう一つの大きなサインかもしれません。
編集部・佐渡島庸平さんの言葉を借りるなら、それは「観察力」が落ちてきている証拠なんです。
|雨がつまらないと感じる人と 面白いと感じる人の違い|
日本には雨を表現する言葉が400種類以上もあるって知っていますか?
私たち全員がこの語彙を知っているわけではないですよね。
なぜ知っている人と知らない人がいるのか?
それは「興味を持って観察しているかどうか?」も差です。
つまり日常の中で「何かに気づくか」は、どれだけ自分のアンテナをたてているか=観察力にかかっているのです。
|感動は”語彙”と”観察力”の掛け算で生まれる|
雨や雪に対する言葉をたくさん知っている人は、自然を見たとき多くの感動を得る事ができます。
なぜなら、目の前の現象「ザーザー降り雨」とひとくくりにせず、静かに降る霧雨」「土を濡らす優しい雨」など細やかに捉えられるから。
でも観察をやめてしまうと、「どうせ雨でしょ」と決めつけてしまう。
この”思い込み”が私たち世界を平板でつまらないものにしてしまっているんです。
|クリエイティブにも通じる「観察力」|
これは仕事でもまったく同じです。
たとえば、ヒット作を作る為に作家と打ち合わせする場面でも、「この人は売れたいと思っているに違いない」と決めつけてしまうと、本当に悩みや願いに気づけません。
観察力がある人は、相手の表現や言葉にある「本音」や「不安」をすくい取る事ができるようになるんです。
|ミシュランシェフがマックを食べる理由|
とある料理人の話も印象的でした。
彼はミシュランの星を持つほどのシェフなのに、定期的にマクドナルドにも行くのだそう。
なぜ?
「世間の多くの人が好む味を、自分の偏見抜きで理解したから」これこそが観察力の姿勢。
自分の”好き・嫌いや正しい・間違っている”をいったん脇に置いて、「世界をそのまま見る」ことが大切だと感じます。
|”身体感覚”を磨くと観察力はもっと高まる|
佐渡島さんは、観察力を磨くために「身体感覚」を研ぎ澄ますことにも取り組んでいます。
実際に、5本指の靴下を履くようになったり、ヨガを通して呼吸や背骨の動きに意識を向けたりすることで、足裏の感覚や重心の位置、
さらには”空気の違和感”のような繊細な変化まで感じとれるようになったそうです。
脳だけではなく、全体をセンサーとして使う。
これが、より深い観察につながっていくんですね。
|世界は変えられない。でも”見え方”は変えられる|
日常がつまらないと感じるとき。
それは世界が変わってしまったのではなく、私たちの”見え方”が単調になっているサインかもしれません。
観察力を鍛えることは、世界のディテールを増やし、深く味わうための鍵。
雨の日も「また雨か⋯」と感じられたら、それだけで世界の鮮度が上がるはずです。
|終わりに:観察力は誰でも鍛えられる|
観察力は、生まれ持った才能ではなく「意識と実践」で鍛えられる力です。
それらは特別なスキルではなく、今日からできる小さなことの積み重ね。
五感を研ぎ澄まし、偏見を手放し、自分の中のセンサーを信じてみる。
そんな日々の積み重ねが人生に新しい深みと自由さをもたらしてくれるかもしれません。
〜まとめ〜
もしあなたが今「仕事が退屈」「毎日が代わり映えしない」と感じていたら、
それは世界が悪いのではなく、あなたの”観察力のピント”がずれているかもしれません。
ぜひ一度、自分の感覚を見つめ直してみてくださいね。
参考記事
