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【夫婦利用インタビュー③】夫婦で語る、仕事と介護の両立~対談前編~

趣味・日記
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皆さんこんにちは!就労継続支援B型かなうラボ利用者の^^ackey^^です♪
今回の利用インタビューは、私に焦点を当てるつもりが、主人もしっかり意見を言っていますので、「対談方式」とさせて頂きました。
そして夫婦で話が盛り上がったので、前編・後編の「2部作」でまとめたいと思います。

夫婦の絆がさらに深まったインタビューとなりました。
このような機会を与えてくださった教務担当の方に「ありがとう!」と御礼を言いたいです。

初めてこのインタビューの回を閲覧してくださった方に申し上げますと、
私達は夫婦でかなうラボを利用しております。
主人の方が一か月先に利用を始めていました。
その主人が私をかなうラボへ引き上げてくれたんです。

主人とは15年前に結婚、私が3つ上の姐さん女房です。

そんな背景を心に浮かべながら、このインタビューを読んでいただくと、面白いと思います^^
それでは、これからインタビューの模様をお伝えしますね。



かなうラボ利用で気を付けたいこと3点

主人:それではインタビューを始めたいと思います。

夫婦:よろしくお願いします。

主人:まず第1にお聞きしたいことなんですけれども、気を付けたいこととしまして3点お伺いしたいと思います。

私:はい。

主人:1点目に家事とプライベートの両立について、2点目に健康状態と相談しながらかなうラボを利用する点、3点目に親世代の面倒を見ながらの利用について。
この3点についてお伺いしたいと思います。

私:はい。

1点目:家事とプライベートの両立について

主人:まず家事とプライベートの両立について、今どのようにお考えになっていらっしゃるでしょうか?

私:そうですね、今は仕事が楽しくてノッていて、お昼休憩に食い込んでしまい、
「お昼、ちょっと遅くなりそうだけど、いい?」
と言ったら、主人が低い声で「うーん。」って言ったんです。
それで私は、ハッと思って、
「これは切り替えなきゃいけない時なんだ!」と思い、早めに切り上げて、
「ご飯作るね。」といってチャッチャと焼きそばを作りました。
そうやって、時間は区切っていかないといけないと思います。

主人:はい。

私:仕事はしっかり時間内に、AM10時~12時、PM1時~3時とか、PM1時~5時とか
勤務時間内にしっかり仕事をしていくのが目標です。

主人:どのようなものでもメリハリをつけるのは非常に大事だと思っております。私も反省する点もありますが、少しでも休憩を取ったり、時間が来たら手を止めるのは大事なことだと思っております。
なかなか家事とプライベートを両立するのは難しいと思います。
私から見ても大変だと思いますし、自分にはまずできないことだと思っております。
その点は、まず気を付けていって欲しいと思っています。

私:はい。
そもそも私の場合は4時間という時間は確保されている訳であって、1日4時間働くことをノルマにしているので、4時間あれば、半分の2時間でザックリ書いて、1時間で見直しをして提出することができるので、そういうペース配分でやっていこうと思います。

主人:自分のパターンを作っているって大事だと思いますね。

私:はい。

主人:そのような形で試行錯誤しながらやっていければいいと思います。

私:はい。
プライベートの件なんですけれども、最近ちょっとずつ余裕が出て来まして、ご飯ですが、
「今日は炊き込みご飯にしてみようかな?」
とか
「クリーム煮を作ってみようかな?」
とかそんな時間もできてきたので、ガツガツに頑張ってきたころよりは少し余裕が出てきたように思います。
支えて下さっている皆さんのおかげだと思っています、ありがとうございます。

主人:そうやって少しずつ自分のやり方を見つけていくのも大事だと思いますね。今後もそのようにやっていきましょう。

私:はい。

2点目:健康状態と相談しながらの利用について

主人:では2つ目の健康状態と相談しながらの利用について、ですが、これが1番大事なことだと思います。

私:はい。

主人:B型事業所、といった性格上もありますが、自分の体調が悪かったり、気が乗らないな、という事はよくあると思います。
そんな中、どのように自分のペース配分を保つようにしていますか?

私:そうですね、時間的な割り振りを言いますと、朝の最初の時間は薬を飲んでいる副作用もあってなかなかエンジンがかかりにくいです。初めのAM10時~11時の1時間は乗らない時もあります。そんな時は本格的に作業する時間をAM11時~にして伸ばしていく様にしています。
あとは頑張りすぎない事、ですね。
自分のノルマで1日4時間まで作業することを決めているので、PM1時~始めたらPM5時まで。
ここがかなうラボのいいところなんですが、勤務時間がAM10時~PM5時まであることで、途中から入っても途中で抜けてもOK!という自由度には本当に助けられています。
その中で、自分が集中できる時間を選んで活用していきたいと思います。

主人:そうですね。私もなんですが、かなうラボさんで1番利用しやすい部分がそこだと思います。時間に制約がない事と、自由度が高いところもありがたいことだと思っております。
先程のお話の中で頑張りすぎない、というお話があったと思うんですが、私から見ると、結構頑張りすぎてるところがあったり、その中でもキリがつかない、という事はあると思うんです。
そのような時は延長するなど対応をしているんでしょうか?

私:そうですね、ほぼ4時間あればキッチリ済むようにはできているというか、自分の体内時計、というか脳内時計ではそうなっているので、午後の時間はセレブに過ごしています。
延長、という事態はほぼないんですけど、クリエイティブな仕事だとどうしても延長、という場面もあります。
3時までに終わりたい!でも終われない💦という時は1時間延長したり。
そうなっちゃうと次の日結構ガタが来る、というか疲れが出るので、あまり16時までは頑張りません。家事もあるので。

主人:出来るだけ無理をせず、作業は時間内に終わらせるようにして欲しいところです。

私:はい。ありがとうございます。

3点目:親世代の面倒を見ながらかなうラボを利用していくことについて

主人:3点目の親世代の面倒を見ながらのかなうラボ利用について、なんですけれども、
やはり私どもの年齢になりますと、親世代の介護等ですね、お世話をしながらその間で、作業をしていかなくてはいけないと思うんです。その両立が難しいこともあります。
その点はどのように両立を図っているんでしょうか?

私:ちょうど今朝母と電話で話をしていたんですが、母は
「お世話してくれるのはすごく嬉しいけれども、『楽しく』お世話してくれると嬉しいわ。」
って言ってました。
私達は100%義務としてお世話してるんですけれども(私は母と話せて楽しんでいる部分もあるので半々ですが)、主人の場合は本当に100%義務で運転してくれてると思うんです。
そこを100%→90%→80%というように少しずつ義務ではなく元気かな?どんな生活しているかな?と見守ってもらう気持ちを持っていただけると嬉しいんです。
すぐには、とは言いませんが、相手は機械じゃなくて人なので、少しずつ寄り添ってあげて欲しいんです。
私はあなたのお父さんの面倒を見るとき100%義務ではありません。
お父さん元気かな?どんな生活しているのかな?困ったことはないかな?といろいろ見てます。

主人:そんな話があったんですね!

私:ごめんなさい、初耳ですよね。あなたも税理士の勉強で頑張っておられるので、話すタイミングが取れませんでした。

主人:どうしても自分の親もそうですし、あなたの親もそうですけれども、自分の時間を割いてやらなきゃならない、っていう義務感があったんです。それに押し潰されたこともあって、突き放してしまったところもあったと思います。
そのようなところは反省して、余裕をもって接していければ、と思っています。

私:お母さんもお父さんも「人」なのでね。温かく接してあげるようにしていきましょう^^

主人:はい。

私:よろしくお願いいたします。

主人:余裕がなかった私、今反省点です。

私:いえ、いえ(笑)。

前半のまとめ

いかがでしたか?
今回の夫婦対談で、私達夫婦にすれ違いはない、察していた通りの心境だった。
という所が多かった気がします。

かなうラボを利用する時には、 自分のライフスタイルに合ったペースを大事にするのがおすすめです。
私の場合は「1日4時間」を原則にしていますが、 これは無理をせず続けるためのちょうど良いバランスだと感じています。 特に意識しているポイントは以下の通りです。

・突発的な出来事があっても、柔軟に対応できるようにする
・「月の利用日数をクリアすること」を目標にする
・勤務時間はしっかり守る
・仕事は楽しいけれど、無理をしないこと

こうした工夫が、安定して長く利用を続けるために役立ちます。
私自身、インタビューを通して改めて 「楽しみながら無理せず続ける姿勢」が大切だと気づきました。
皆さんも、自分に合った利用スタイルを見つけてみてくださいね。
さらに今回のインタビューでは、親世代の面倒を見ながらの利用についても、 当初想定していなかったやり取りができました。
その中で母から出た「楽しく介護して欲しい」という言葉には、 夫婦共々改めて考えさせられることがありました。

主人が親世代のお世話を自分の父親も含め100%義務でやっているのは、察していました。
私は主人の父も、自分の母も義務と思いやりが半々の気持ちでした。

介護は女性の方が合っているのでしょうか?
ヘルパーさんはほぼ女性。介護施設の職員さんは男性もいますね。
私の周りでも男性で、実のお祖母ちゃんのお世話をしきれなくて、お嫁さんとお母様に任せきりにしていたケースを知っています。
今の多様性の時代に男性が、女性が、という見方はナンセンスかもしれませんね。

話をまとめに戻しますと、
結局私達夫婦は自分たちの健康が第1、自分たちの仕事が第2、その間で親世代のお世話ができれば最適だ、という結論に達しています。

そんなにうまくいかないのが介護です。
お年寄りはいきなり体調を崩します。
出来るだけ突発的に出動しなくてもいいように毎日2回電話を入れて、状況を聞いたり、ヘルパーさん、訪問看護さん、デイサービスを週1回ずつ利用して、負担を分散しています。
どうしても家族がしなければならないのが「通院」。
こればかりは誰も付き添ってくれません。
主人の父もそれは同じです。
父の病院、母の病院。
それだけでも大変なのに、私と主人の病院もあります。

それでも私たちがやらないと誰も代わりにやってくれませんので、これだけでもしっかりやっていかないといけません。

これ以上介護の話をすると愚痴になりそうなので、気分を変えますね。

次の後半では、今後のかなうラボの利用方法の展望と、金銭面の夫婦の対談が待っています。
これまた面白いと思うので、是非後半もお楽しみに!