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あと一回が止まらないクレーンゲームの世界

趣味・日記
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こんにちは。就労継続支援B型事業所かなうラボ利用者のりりぃです。

ゲームセンターへ行くと、気づけばいつも足が向かっている場所があります。

それがクレーンゲームのコーナーです。

入口付近からカラフルな景品が並び、機械のライトが点滅していて、歩いているだけでも賑やかな空気が伝わってきます。人気キャラクターのぬいぐるみや、お菓子の景品、大きなクッションなどが並んでいて、「これは取れるかな」とつい足を止めてしまいます。

先日もゲームセンターへ立ち寄った時、気になる景品を見つけました。

透明なケースの中に置かれたぬいぐるみで、橋渡しのような台の上に乗っています。

あと少しで落ちそうに見えるのに、実際はほんの少し動くだけで止まってしまい、「今度こそ取れそう」と思わせてくるのがクレーンゲームの難しいところです。

100円を入れてボタンを押すと、アームがゆっくり動き始めます。

狙いを定めながらボタンを押しても、思った位置より少しズレたり、掴んだと思った瞬間にスルッと落ちたりします。

少し動いた景品を見ると、
「次ならいけそう」
と思ってしまうのが、また難しいところです。

あと少し。
もう一回だけ。

そんなふうに繰り返しているうちに、気づけば何回も挑戦していることがあります。

周りを見ていると、上手に一回で景品を取っていく人もいます。景品の角を狙ったり、アームの動きを読んでいたりして、慣れている人は本当に上手です。

一方で、同じ景品に何度も挑戦している人もいて、アームが動くたびに景品の位置を確認しながら続けています。

ゲームセンターの中には、アームの機械音や景品が落ちるガタンという音、メダルゲームの電子音が店内中に響いていて、時間の感覚も少し曖昧になります。

気づけば、
「ここまでやったから取れるまで続けたい」
という気持ちになっていることもあります。

でも、クレーンゲームはお金をかけたからといって、必ず取れるわけではありません。

少しずつ動いていた景品が、急に全然動かなくなることもあります。あと一歩に見えても、アームの力が弱かったり、滑って戻ってしまったりして、結局取れないまま終わることもあります。

以前の私は、
「ここまで使ったなら取るしかない」
と思って続けてしまうこともありました。

財布の中の小銭を何度も両替して、気づけば最初に決めていた金額を超えていたこともあります。

でも最近は、「引き際も大事なんだな」と思うようになりました。

ゲームセンターを歩いていると、景品は毎週のように入れ替わっています。

今取れなかったとしても、また別の日には違う景品との出会いがありますし、その日の設定によっても取りやすさは変わります。

どうしても取れない台に何千円も使ってしまうより、「本当はもう少し続けたい」という気持ちがあっても、「今日はここまでにしておこう」と区切ることが必要なのだと思います。

実際、一度その場を離れてから別の日に来てみると、意外と簡単に取れることもあります。

また、店員さんが景品の位置を直してくれることで、取りやすくなることもあります。

クレーンゲームは、ただ景品を取るだけではなく、「どこを狙うか」「どこでやめるか」も含めて楽しむ遊びなのかもしれません。

ゲームセンターの明るい照明の中で、アームの動きをじっと見つめながら、少しだけ景品が動いた瞬間、周りから小さな歓声が上がることがあります。

取れた時はもちろん嬉しいですが、取れなくても、「今日はここまで」と区切って帰ることも大事なのだと感じます。

景品を抱えて帰る人もいれば、何も持たずに帰る人もいます。

それでもゲームセンターの出口を出る頃には、機械の電子音や景品の並んだ景色が、どこかお祭りのような空気として記憶に残ります。

クレーンゲームは、夢中になれるからこそ、引き際を忘れないこと。

そして、お金をかけすぎないこと。

取れる時は取れるし、取れない時は本当に取れない。

ゲームセンターの賑やかな電子音を思い出しながら、クレーンゲームは「夢中になる楽しさ」と「引き際の大切さ」の両方を感じる遊びなのだと、改めて感じた一日でした。