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疲れているのに眠れない理由|様々な人が抱える「寝たいのに寝られない夜」の正体

趣味・日記
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みなさまごきげんよう。
就労継続支援B型事業所かなうラボ利用者のmayoです。

「今日はもうくたくただから、布団に入った瞬間に気絶するように眠れるはず」と、そう思っていたのに、目を閉じてもなぜか頭だけが冴えています。

そんな夜を過ごしたことがある人は、少なくないと思います。私自身、この矛盾に何度も振り回されてきました。今回は、その体験を振り返りながら、「疲れているのに眠れない」という現象の正体について書いてみたいと思います。

■ 体は限界なのに、頭だけが働き続けた夜

学校やバイトで一日中動き回り、家に帰ったころにはもう会話をするのも面倒なくらい疲れていた日がありました。シャワーを浴びてベッドに入り、「今夜はさすがに一瞬で眠れる」と思っていたのに、横になった途端、今日あったやり取りが勝手に頭の中で再生され始めたのです。「あの時ああ言えばよかった」「明日はあの用事もある」などと、考えたいわけではないのに、思考が止まってくれません。

体感としては、身体だけが先にスリープモードに入り、頭は一人で残業を続けているような感覚でした。何度寝返りを打っても状況は変わらず、時計の針だけが進んでいきます。

こうした状態は、身体的な疲労と脳の興奮状態が必ずしも一致しないために起こるようです。日中の緊張感が抜けないと、車でいう「アクセルを踏みっぱなし(交感神経が優位)」の状態が続き、脳がうまく休めなくなってしまうことがあります。忙しく過ごした日ほど、その名残が夜まで尾を引いてしまうのは、ある意味で自然な反応なのかもしれません。予定が多かった日に限って眠れないと感じるのは、こうした仕組みが関係しているのだと、後になって腑に落ちました。

■ 「あと少しだけ」がやめられなかった夜のスマホ

眠れない夜、私が決まってしていたのがスマホを触ることでした。「もう寝ないと」と思いながらタイムラインを開き、友達のSNSの更新や、おすすめに出てくる短い動画を追いかけているうちに、あっという間に30分、1時間と経っていきます。翌朝、寝不足の自分に後悔しながらも、次の夜にはまた同じことを繰り返してしまいます。そんなループに、正直うんざりしていました。

不思議なのは、眠るために横になっているはずなのに、画面を見ている間はまったく眠気を感じないことです。むしろ次から次へと気になる情報が現れて、脳がどんどん活性化していくような感覚さえありました。

これは、光そのものというより、情報を追いかけ続ける行為自体が「まだ活動していい時間だ」というサインを脳に送ってしまうからなのだそうです。(睡眠の専門家もよく指摘していますよね)
日中は仕事や人間関係で気を張っていることが多いぶん、夜だけが唯一の自分の時間だと感じてしまい、その時間を惜しんでスマホを手放せなくなるのです。眠れない焦りと、やめられない罪悪感が重なって、余計に目が冴えてしまっていたのだと思います。

■ 「眠らなきゃ」が呪文のようにのしかかる

眠れない日が続くと、次第に「今夜こそ絶対に早く寝る」という思いそのものが、プレッシャーに変わっていきました。時計を確認しては「あと5時間しかない」「もう3時間切った」と逆算し、焦れば焦るほど目が冴えていきます。この悪循環に自分で気づいたときは、情けなさと疲れが同時に押し寄せてきました。

眠れない自分を責める気持ちは、想像以上に体力を消耗させます。「明日も予定があるのに」「また同じパターンだ」と考えるたびに、心のどこかがすり減っていくような感覚がありました。

眠りというのは、強く求めようとするほど遠ざかっていく性質があるようです。「絶対に眠らなければ」という緊張そのものが、体をリラックス状態に導くことを妨げてしまいます。完璧に眠ろうとするより、「眠れない夜があってもいい」くらいの気持ちで構えておくほうが、結果的には眠りに近づけるのかもしれません。眠ることをゴールにしすぎず、ただ横になって体を休めることだけを目標にする、というくらいの緩さも、今では大切にしています。

■ 完璧を求めるのをやめて、小さく試した夜の工夫

眠れない夜が積み重なるうちに、私は「これさえやれば眠れる」という特効薬を探すのをやめました。代わりに、負担にならない範囲で小さな習慣をいくつか試してみることにしたのです。例えば、「明日の会議の準備をしなきゃ」といった頭に浮かんだ気がかりを、ノートに一言だけ書き出しておく、といった具合です。どれも地味なことですが、頭の中の情報を一度外に出す作業が、思考のループを止めるきっかけになった気がします。

特にノートに書き出す習慣は、自分でも驚くほど効果を感じました。頭の中でぐるぐる考えていたことを文字にして出すだけで、「もう考えなくていい」というスイッチが入るような感覚があったのです。全部を解決しようとせず、ただ吐き出すだけでいい、という気軽さも続けられた理由の一つだと思います。

原因を一つに絞り込もうとしなかったことも、振り返れば良かった点だと思います。ストレス、スマホ、生活リズムの乱れ、考えすぎる性格など、どれか一つが原因というより、いくつもの要素が少しずつ重なっているように感じます。だからこそ、自分に合いそうな工夫をいくつか試して、続けられるものだけを残していく、というくらいの緩やかな向き合い方が合っていたのだと思います。

■ おわりに

疲れているのに眠れない夜は、意志が弱いからではなく、心と体のバランスが少し崩れているだけのことも多いようです。もし今、同じような夜を過ごしているなら、「絶対に眠らなきゃ」と自分を追い詰めなくても大丈夫です。今日紹介した工夫のどれか一つでも、あなたの夜を少しだけ軽くするきっかけになれば嬉しいです。おやすみなさい。