就労継続支援B型事業所かなうラボの記事を更新♪

【元ソーシャルワーカーが思う】人間は死ぬときひとりだから独身でいいという風潮【超個人的意見】

趣味・日記
この記事は約4分で読めます。

花粉が本気をだしてきて、知らないうちに鼻水は垂れてるし、目がかゆいシマエナガです(*’ω’*)

昨今、定着しつつある【死ぬときはどうせひとりだから独身でいい】という考え方について、元病院のソーシャルワーカーだったシマエナガが超個人的意見を語るよ!!
『ひとりで死ぬって実はめちゃくちゃ大変なんだよ!!』っていつも思ってたから、簡単に
『どうせ死ぬときひとりだし~』って言えなくなると思うぞ。

いつごろからなぜ始まった風潮なのか?

ちょっと調べてみたところ、2000年代に入ってからじわじわと始まってきてはいたみたいね。
確かに、そんなに昔からではないなとは思っていたけど、意外と年数経ってたわ。

2000年代初頭くらいから、女性の社会進出、経済的自立が進んだのね。
だからそれまで当然だった、【結婚=社会のゴール】みたいな感じが薄れ始めたの。

そうなると、女性たちは働いているから経済力もあって自分の時間も持てる、いわゆる
【おひとり様】を満喫するようになったのよ。
結婚してなくても、別に気にしなくてもいい社会になってきた。

で、今は『結婚にメリットを見いだせない』という人が男女とも増えて、結婚という選択肢の優先順位が下がった、おひとり様も普通になったって感じかな。
子どもが欲しいとか、家族を持ちたいって人ももちろんいるけどね。

収入が安定しないとか、昨今の物価高とかあるけど、まぁ結婚しなくても自分ひとり食わせていけばいいから気は楽だよね。

そう考えると、シマエナガは時代先取りしてたかも(笑)
結婚願望あったことないし、どうせ独身のまま死ぬんだわ、とか思ってたからね。
だから、老後のために貯蓄しなきゃなーとか若いとき考えてた。

果たしてどれくらいの人が現実を知っているのか?

今まで考えていた、『死ぬときはひとりだし~』が

いや、まずくない!?

って思い始めたのは、病院のソーシャルワーカーを経験してからなんだよね。

入院するときどうするとか、何か手術をするとき承諾書が必要とか、身寄りがない人が亡くなったらどうなるとかさ?
働くまで知らなかったんだよね。


▶ひとりだと困ること
🫵保証人がいない(病院側が非常に困る)
🫵手術の時は代わりに医師が証明する(本当は何かあったら困るからしたくない)
🫵入院中の物品管理(シャンプーとか男性なら髭剃りとかすごく細々したもの)
🫵亡くなった後の書類関係
🫵身寄りがなくても受けてくれる葬儀屋さん探し

それに直面した時は、『死ぬって大変じゃん!!』って驚いたなぁ…。
若かったのもあるけど。

ただ家族がいるからやってくれるかというと、それも違う。
家族仲や関係性は家族の分だけ違うからね。
面会にはこないけど入院費は払ってくれるとか、毎日面会に来てお世話していくとか家族によってバラバラだからね。
今の家族関係が続くという保障はどこにもないのよ。

最低限の準備は必要

シマエナガが働き始めの時はまだ、病院が金銭管理してくれてるところも少しあったけど、多分今は時代的にないと思った方がいいね。病院のリスクでしかないし、手間がかかる。

▶ひとりだから準備しておいて
🫵金銭管理をしてくれる人(生活保護ならケースワーカーに頼むけどそうじゃないといなくて困る)
🫵身寄りがないなら代わりに動いてくれる人を準備(弁護士、NPOとかの社会福祉士等)
🫵代わりにやってもらうということは、お金がかかることを了承しておく
🫵死んだあとどうするかを明確にしておく(住んでいた家、お墓問題、相続問題等)

自分で管理できる状態ならまだいいけど、意識がないとか、認知症になったとかになったら誰も金銭管理してくれる人いないよ。

とりあえずお金かかるけどね!!!

誰も頼る人がいないということは、お金で解決するということ。

病気がわかって、準備する時間があるならまだいいけど、
何の準備もしてない時に急に倒れて意識がありませんになったら、ただただ病院側が大変なだけ。

じゃあ、まだ元気なうちにお願いしておこうってなったら継続的にお金がかかる。
民間の保険に入っていても、倒れて意識ありませんなら、やり取りは病院側。
そして、ソーシャルワーカーがやらなければならない(まぁそういう仕事なんだけど)。
時間取られるから、すごく大変。

すっごい大変だから、『死ぬときはひとりだし~』って言ってる人は是非、お金を貯めてください。
そして、自分が動けなくなった時の準備をあらかじめしておいてほしい。
そうすれば、周りの手を煩わせることも減るよ。

結局はひとりでは何もできない

そう、結局は誰かの手を借りることになるんだよ。
だから正確には

ひとりで過ごしてきただけ

なわけ。
歳をとって、介護が全然必要ないと言い切れる?
後見人はたてた?
お墓はどうするの?

すべて、【それ】をやってくれる人がいるから、ひとりで死ねるんだよ。

ま、伴侶がいてもやらない人はやらないけど、少なくとも色々な相談の窓口にはできる。
動いてくれないなら、病院側も困るから『じゃあ家で看ては?』と提案するしね。
そうすると、困るのか急に動いてくれたりするよ(笑)

みんな協力し合って、生きているということがよくわかるね。
完全にひとりということはないんだよね。
必ず、誰かの助けがあるんだよ。

わかるかい?
ひとり死ぬだけでもこんだけ色んな人の手が入っている現実を。
家族がいたら自分が死んだ後のこと考えるよね?
ひとりだから考えなくていいというのは違うんだよ。

自分の人生よく考えて、準備はしたほうがいいよ。
とにかく、蓄えは必要。
実はひとりで死ぬって全部自分でやらなきゃならないから、大変なんだよ。

それでも、『死ぬときはひとりだし~』って言える?

そこまで考えて、将来をみたほうがいいと思うよ~シマエナガでした(*’ω’*)