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人に会いたくないのに、誰にも会わないと寂しい。矛盾する気持ちとの付き合い方

趣味・日記
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みなさま、ごきげんよう。
就労継続支援B型事業所かなうラボ利用者のmayoです。

休日の予定がまっさらだとほっとするのに、夜になると、部屋の静けさが急に胸にしみてくる。そんな経験はありませんか。人に会いたくはないけれど、誰にも会わないのも寂しい。この矛盾した気持ちは、長い間、私の悩みの種でした。今日は、その気持ちとどう付き合ってきたのかを、自分の体験をもとにお話しします。

「会いたくない」と「寂しい」は、同時にあっていい

数年前まで、私はこの状態を「ただのわがまま」だと思っていました。「人と会うのは疲れる。でも、誰とも話さない日が続くとそわそわする。どちらかにしてよ」と、自分に文句を言っていたのです。

ところが、SNSで「一人になりたいのに、孤独を感じる」という投稿を見つけたとき、肩の力がふっと抜けました。同じように感じている人は、思っていたよりずっと多かったのです。

人に会いたくない気持ちは、人が嫌いだから生まれるとは限りません。気を遣いすぎて疲れている、うまく話さなきゃと身構えてしまうなど、そうした「エネルギーの消耗」が背景にあることも多いと、私は感じています。一方の寂しさは、誰かとつながっていたいという、ごく自然な欲求です。二つは別々の場所から生まれてくるので、同時にあっても矛盾ではありません。まずそう認めることが、私の出発点になりました。

既読の重さと、断り続けた休日

いちばんしんどかったのは、友だちからの誘いに返事をする瞬間でした。

「今度ごはん行こうよ」とメッセージが届くと、うれしい気持ちはたしかにあります。それなのに、スマホを握ったまま何時間も固まってしまいます。返事を考えるだけで力尽きて、結局「ごめん、その日は予定があって」と送ってしまうのです。予定なんて、本当はないのですが。

断った直後は、決まってほっとします。でも夜になると、後ろめたさと寂しさがまとめてやってきます。誘ってくれた友だちの顔が浮かび、「もう誘われなくなるかも」と不安になります。自分で断ったくせに、勝手に傷ついているのです。

そんな休日をくり返すうちに、ふと気づきました。私が避けていたのは「友だち」そのものではなく、「無理に笑顔を作って、気を遣いながら会話を続ける数時間」だったのだと。そこを取り違えていたから、断るたびに自分を責めていたのだと思います。

寂しさの正体は、「人」より「つながっている感覚」かもしれない

ある日、誰にも会わずに一日中家にいたのに、不思議と寂しくない日がありました。振り返ってみると、その日は友だちの投稿にスタンプを送り、好きな配信者のライブをコメント付きで見ていたのです。会話らしい会話はしていません。それでも、どこかで誰かとつながっている感覚がありました。

そのとき、私の寂しさは「直接会えていないこと」よりも、「自分の存在が誰にも届いていない気がすること」から来ているのかもしれない、と思いました。あくまで私自身の実感なので、誰にでも当てはまるとは限りません。ただ、そう考えたことで、できることの幅がぐっと広がりました。

つながりは、直接会うことだけではありません。メッセージにスタンプを一つ返す。好きな配信に「いいね」を押す。誰かと同じ作品を同じ時間に見ている。そんなささいなことでも、心の温度は少し変わります。オンラインのゆるいつながりに慣れているZ世代は、この「軽いつながり」を使いこなせる世代なのかもしれません。

自分にとって「ちょうどいい距離」を、少しずつ探す

それからの私は、人との関わり方に「段階」をつくることにしました。

元気がない日は、友だちの投稿に反応するだけで合格とします。少し余裕がある日は、短いメッセージを一通送ります。気力がある日だけ、会う約束を入れます。会うときも、カフェで一時間だけ、と最初に決めておきます。「一時間なら」と思うと、誘いへの返事が不思議と軽くなりました。

正直に言えば、この方法で寂しさが消えたわけではありません。今でも人に会うのが億劫な日はありますし、静かな夜に心細くなることもあります。それでも、「会うか、会わないか」の二択で悩んでいたころに比べると、ずっと呼吸がしやすくなりました。

なお、気分の落ち込みや人への恐怖感が強く、日常生活に支障が出ているときは、一人で抱え込まず、身近な人や専門の相談窓口に頼ってください。ここでお話ししたのは、あくまで日常の範囲の悩みへの、私なりの向き合い方です。

おしまいに

人に会いたくない気持ちも、誰かとつながっていたい気持ちも、どちらもあなたの本音です。どちらかを消そうとしなくて大丈夫です。二つの間で揺れながら、今日の自分にちょうどいい距離を選べたら、それで十分だと、今の私は思っています。

もし今夜、少しだけ寂しいなと感じたら、友だちにスタンプを一つ送ってみたり、好きな配信を眺めたりしてみてください。それだけでも、立派なつながりです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。それでは、また次のコラムでお会いしましょう。mayoでした。