就労継続支援B型事業所かなうラボの記事を更新♪

何も起きていないのに、なんとなく不安。私が「理由のない不安」と付き合うまで

趣味・日記
この記事は約4分で読めます。

はじめに

みなさまごきげんよう。
就労継続支援B型事業所かなうラボ利用者のmayoです。

今日は、肩の力を抜いて読んでもらえたらうれしいテーマを選びました。

「悪いことは何も起きていないのに、なんとなく不安」。そんな夜を過ごしたことはありませんか。生活は表向き、特に問題はありません。それなのに胸のあたりがざわざわして、スマホを握ったまま眠れないのです。このコラムは、そんな感覚に心当たりのある方へ向けて、私自身の体験をもとに綴りました。

1. 布団に入った瞬間、理由のない不安がやってきた

「あれ、なんか変だな」と気づいたのは、数年前の冬のことです。

その日は本当に何もない一日でした。バイトは普通に終わり、ごはんもおいしくて、友達からのLINEも楽しい内容。それなのに、電気を消して布団に入った途端、胸がぎゅっと締めつけられたのです。

何が不安なのか、自分でもわかりません。来月の支払いのことかもしれないし、何年か先の将来のことかもしれません。けれど、いくら頭の中でぐるぐると探しても「これだ」という原因は見つかりませんでした。

見つからないぶん、よけいにしんどくなりました。理由があれば対処できるのに、理由がないから手の打ちようがありません。そのうち「何も起きていないのに不安になる私は、メンタルが弱いのかな」と、不安になること自体を責めはじめていました。

今振り返ると、この「不安な自分を責める」くせが、いちばん不安を大きくしていた気がします。

2. 「なんとなく不安」の正体を、私なりに考えてみた

あとから調べたり人に話を聞いたりしたところ、はっきりした原因がなくても、漠然とした不安を感じやすくなることがあるそうです。疲れや睡眠不足、ストレスなどが重なることも要因のひとつのようです。理由のない不安は、思っているほど珍しいものではないようです。

ここからは医学的な説明ではなく、あくまで私個人の実感です。当時を振り返ると、思い当たることが3つありました。

1つ目は、SNSとの距離です。寝る前の数十分、タイムラインには同世代の「頑張っている姿」が次々と流れてきます。就職が決まった、資格をとった、旅行に行った。心から祝福したい気持ちはあるのに、画面を閉じたあとには、置いていかれたような感覚だけが残りました。

2つ目は、将来の見えにくさです。物価や働き方、先行きにまつわる話題を毎日のように目にして、「ちゃんと備えなきゃ」という焦りが、知らないうちに積もっていたのだと思います。

3つ目は、「ちゃんとしなきゃ」という思い込みです。問題のない日でさえ、心のどこかで「このままでいいのかな」と自分に問いかけ続けていました。

どれも一つひとつは小さなことです。でも、小さなざわざわが重なると、ある夜ふいに「なんとなく不安」という形で顔を出すのかもしれません。もちろん、これは私の場合の話で、原因は人それぞれだと思います。

3. 書く、離れる、受け入れる。試してみて少し楽になったこと

不安をゼロにはできませんでしたが、付き合いやすくはなりました。効果を感じたことを3つ紹介します。

1つ目は、頭の中をそのまま書き出すことです。 紙でもメモアプリでもかまいません。「なんか不安」「なんでかわからない」と、整理せずに書いていきます。すると、頭の中でぐるぐるしていたものが、画面の上では意外と少ない言葉に収まることに気づきました。形のなかった不安に、輪郭がつく感覚です。

2つ目は、寝る前のスマホと距離をとることです。 完全にやめるのは難しかったので、寝る30分前にはベッドから離れた場所に置くことから始めました。最初は手持ち無沙汰でしたが、数日たつと夜のざわざわが少し小さくなった気がします。これは私の体感なので、感じ方には個人差があると思います。

3つ目は、不安を消そうとするのをやめることです。 これがいちばん大きな変化でした。「不安だな」と感じたら、「今、不安が来てるな」と心の中でつぶやくだけにします。追い払おうと頑張るほど居座るので、天気みたいに「今日は曇りだな」と眺めるくらいがちょうどよかったです。

もう1つ、信頼できる友達に「理由はないんだけど、最近なんか不安で」と話してみたことも支えになりました。「わかる、私もそういう夜ある」と返ってきた瞬間、ふっと肩の力が抜けたのです。同じ感覚の人は、思っているより近くにいるのかもしれません。

4. それでも不安が続くときは、頼っていい

ここで、大切なことを1つ。

私の工夫はあくまで体験談で、誰にでも効くとは限りません。不安が何週間も続く、眠れない日が増えた、食欲が落ちた、仕事や日常生活に支障が出ている。そんなときは、一人で抱え込まず、心療内科や精神科、自治体の相談窓口など、専門家を頼ってほしいです。「何もないのに相談していいのかな」と迷うかもしれません。でも、理由がはっきりしなくても、つらいと感じているなら相談する理由として十分だと私は思います。

おしまいに

何も起きていないのに不安になる夜は、あなたが弱いから訪れるわけではありません。頑張りすぎていたり、情報に囲まれて疲れていたりする、心からのサインなのかもしれません。

もし今夜もざわざわしたら、「今日はそういう日なんだな」と、少しだけ自分にやさしくしてみてください。この記事が、そんな夜のお守りになればうれしいです。

最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
どうか、あなたの今夜が少しでも穏やかな時間になりますように。