「えぇ!?イラレとフォトショが学べるんですか!?」
はじめまして!就労継続支援B型かなうラボ利用者のちゅぱかぶらです。
かなうラボを初めて知った時、思わず口から零れた言葉であり、利用する決意を固めることとなった言葉です。
いきなりではありますが、ここに至るまでのお話を少しさせてください。
『サラリーマン』になれなかった私
大学を出たら、社会に出て、お金を稼いで、楽しく暮らす。
それが普通のことだと思っていました。
しかし、新卒で入社した会社は、世間でいうところのいわゆる「ブラック企業」。
過酷な労働環境と元からの完璧主義な性格もあいまって、私はここで明確に「精神疾患」を患うことになってしまいました。
運よく友人の助けがあって転職をすることができましたが、その後もあまり上手くいかず。
就職をしては苦しくなって、続けられず辞める……これを繰り返すこととなり、いつしかお金も無くなっていきました。
『アイドル』を目指してもなれない人がいるように、私は『サラリーマン』を目指してもなれなかったのです。
『クリエイティブ』に救われていた
そんな苦しい中でなぜ私が今まで生きてこれたかというと、クリエイティブなことが大好きだったからです。
絵を描くこと、小説を書くこと、芝居をすること、歌うこと……これらが私を支えていたのです。
「楽しい!」という気持ちが私の生命線をつなぎ、そして継続につながり、いつの間にか私の人生に欠かせないものとなっていました。
『クリエイター』になってやる!!
そんなわけで、『サラリーマン』にはなれなかったわけですが、その間に『クリエイター』としての力をつけていたことに気が付きました。
「自分の作ったものがお金になればいいのに……」そう思いながらクリエイティブ系の仕事を探すものの、大抵の企業がいわゆる「フォトショ(Photoshop)」や「イラレ(Illustrator)」の経験者のみの採用ばかり。私が使ったことのあるソフトはCLIP STUDIO PAINTのみで、門前払いといった状態でした。
クリエイターを目指している方ならご存じかとは思いますが、Adobe製品はなかなかお値段がします。全く収入のない状態で購入して、いちから独学というのは、あまりにもハイリスクであるというのは、私にも理解できました。
そんな時に飛び込んできたのが、この『かなうラボ』のWebデザインコースです。
そしてようやっと、冒頭の私の叫びにつながるわけです。
なんと工賃を得ながらフォトショとイラレを、プロの指導のもと学べるというというのです。
あまりにうまい話過ぎて、大丈夫かな、騙されてないかな……?と不安に思ったほど(どれほどひどい会社を回ってきたんだって話ですよね……笑)。
「『サラリーマン』にはなれなかった。
それなら、『クリエイター』として生きてやる!!」

私は覚悟を決めました。
そして、こうして私は今日も、Photoshopの勉強に取り組んでいます。