
こんにちは!かなうラボ利用者のカナタです。
本日は、樺沢紫苑(かばさわしおん)著『学びを結果に変えるアウトプット大全』の印象に残ったポイント3選をご紹介します。
樺沢紫苑先生は、精神科医でありながら、年2〜3冊の書籍の出版とYouTubeの毎日更新をこなす、まさにアウトプットの鬼。
視聴者からの相談に先生が答える「精神科医・樺沢紫苑の樺チャンネル」は、登録者数59万人を誇ります。
毎月20冊以上の読書をこなす樺沢先生は、あるとき「いくらインプットしてもちっとも成長していない」ということに気付いたそうです。
それ以来、アウトプットを強化して今に至るとのこと。
そんな樺沢先生の圧倒的なアウトプット経験から生み出された、80個のアウトプット術が詰まった一冊です。
アウトプットというと何かを書くことを連想しますが、本書では「書く」の他にも「話す」「行動する」ためのメソッドも紹介されています。
それでは、印象に残ったポイント3選をご紹介します。
💡ポイント①「現実はアウトプットでしか変わらない」
インプットすることで知識が増えて「脳内世界」は変わりますが、アウトプットしてはじめて「現実世界」が変わります。
インプットを具体的にいうと「読む」「聞く」。
アウトプットを具体的にいうと「話す」「書く」「行動する」。
例えば、本を読むのはインプット。
その本の感想を人に話したり、ブログに書いたりするのはアウトプット。
目の前の現実を変えたいなら、どんどん話す・書く・行動する必要があります。
また、アウトプットすることで、インプットしたことが記憶に定着し、自己成長につなげられます。
自己成長は、アウトプットの量に比例するのです。
💡ポイント②「インプットとアウトプットの黄金比は3:7」
多くの学生も社会人も、インプット中心の学習になりがちです。
しかし、学んだことを効果的に身に付けるならば、インプット時間の2倍以上をアウトプットに費やしましょう。
例えば、子供たちに人名年鑑に書かれたプロフィールを暗唱させる実験では、「覚える時間」に約30%、「練習する時間」に約70%を費やしたグループが高得点をとりました。
多くの人はインプット過剰・アウトプット不足に陥っています。
それが「勉強しているのに成長しない」最大の原因。
ともすると、インプットに多くの時間を割いてしまうので、アウトプット7割を意識しましょう。
💡ポイント③アウトプット術No.72「完成させる」
ここでは、80個のアウトプット術の中から私が一番影響を受けた、文章を書く際のメソッドをご紹介します。
「文章をなかなか書き上げられない」、そのような悩みをもつ方に効果的なメソッドです。
<おすすめパターン>
「30点の完成品」を、時間をかけて磨き上げる
樺沢先生は、文章を書く際は「30点の出来で、とりあえず最後まで書き上げる」、その後にブラッシュアップするのをおすすめしています。
・1回目の直しで30点が50点へ
・2回目の直しで50点が70点へ
・3回目の直しで70点を90点にして、最後に締め切りまでの時間を使って100点を目指す
とりあえず通しで書く時間の割合が5、直し・ブラッシュアップにかける時間の割合が5の比率を目指します。
<NGパターン>
時間をかけて全体を書き上げる方法は、おすすめできません。
最初から100点を目指して通しで書き上げると、完成までに時間がかかり、直しの時間が減ってしまいます。
時間配分が8:2(完成までに8・直しに2)となり、直しに時間がとれない分、低レベルな仕上がりに。
とりあえず30点のレベルでいいので最後まで完成させて、直しに時間をかけることでレベルの高いものが完成します。

『学びを結果に変えるアウトプット大全』の印象に残ったポイント3選をご紹介しました。
私はインプット過多に陥っていたので、アウトプットしないと現実は変わらないという言葉にはハッとさせられました。
現在は、かなうラボを利用するようになって、ライティングやマーケティングの知識をアウトプットする機会をもてて嬉しく思います。
また、記事の執筆に時間がかかるのが悩みだったので、そんなときに読んでみたのがこちらの本でした。
執筆スピードはまだまだですが、とりあえず30点の出来で書き上げるようにしてからは、以前よりも早く完成できるようになりました。
完成までのスピードにお悩みの方は、まずは30点を目指す方法を取り入れてみてはいかがでしょうか。
なお、本書は大全の名にふさわしい盛りだくさんの内容で、本記事ではほんの数%しか内容をお伝えできていません。
非常におすすめな本なので、アウトプットの質を上げたい方や自己成長したい方は、ぜひお手にとってみてくださいね。
そして、プライベートでのアウトプット・お仕事でのアウトプットの両方に活かしていきましょう。
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