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障がい者読本④~なぜ精神疾患者は存在するのか?~

趣味・日記
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こんにちは。利用者のカンカン帽です。
本日はなぜ障がい者が生まれるのか? この辺を少し考えてみようと思います。

いまのわれわれ、つまりホモ・サピエンスが誕生したのはおよそ600万年前です。こんなに前から人間は同じようなことを繰り返して来ました。当時は100人くらいの群れで行動していたそうです。そうして人類はいろいろとゆっくりとではありますが、学んでいきました。この「学んで」とは、脳が学習したということも含むものの、どちらからと言えば遺伝子レベルのことを指します。

たとえば毎日日差しが強ければそのような皮膚に。毎日寒ければ身体が寒さに耐えられるように。土地に人間必須の栄養素がなければ別の食べ物で作り出せるように。こうして人間は進化していきました。進化とは自然淘汰の連続です。先に述べた環境もそうですが、必要のないスキルや機能は淘汰されていきます。

さて、私のように頭部に外傷を負った。だから障がいを持った。という流れなら話は分かります。ところが統合失調症や躁鬱などは、その因子を持っていて環境によって発現したから症状がでているという解釈しかできません。ADHDの遺伝率は80%と分かっていますが、なぜそれほど高い遺伝率なのか分かっていません。

躁鬱は創造性が高いと言われてますし、統合失調症は妄想性が高いし、ADHDは発想力が優れていると言われています。600万年前はそういう人が群れのなかに一人くらいいないと新たな狩場の確保ができなかった可能性があるので頷けるにしても、現代社会にいおいては狩場を確保しなくていいのだから、すでに自然淘汰されていてもおかしくはないはずです、遺伝学的に捉えるのあれば。

しかし存在しているのです。軽度の方はともかく、重度だと生活が困難になってしまいます。たしかに漫画家や起業家などの中には、発達障害者やADHDの方が多いと言われています。これによって人類はある程度発展してきたのでしょう。だったとしても生活が難しいレベルまでいくと、もはや意味が分かりません。

ここまで読んでいただきありがとうございます。
あなたはどう思いますか?
人類の発展のためにもこれら障がいはあったほうがいい
もしくは、
苦しむ人が圧倒的に多いのでなくなったほうがいい

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参考文献
『最高の体調』鈴木裕 著/クロスメディア・パブリッシング
『日本人の9割が知らない遺伝の真実』安藤寿康 著/SB新書