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PCITを卒業して

趣味・日記
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こんにちは!就労継続支援B型事業所かなうラボ利用者みるくですm(_ _)m

    私のブログは気ままに、書きたい事をアップしているので、まとまりがなくて、すみません💦

 いきなりですが、私には娘(六歳)が一人います👧

 今回は、娘と頑張ったPCITという治療について、お話させていただけたらと、思います💡

 まずは、我が家が困っていた事を軽く説明します😥

 娘は二歳から始まる、いやいや気をスタートに、五歳になっても癇癪が全くおさまる気配がありませんでした。

 最初は、「自己主張をしているんだね」と前向きに受け止めていましたが、しかし、いくら年齢を重ねても癇癪は終わりませんでした。他の子は、娘より癇癪を起こしてなかったり、仮にしても程度は軽く、時間も短かったです。

 そして、少しでも自分の思い通りにならないと、「ぎゃあああ!!!」、と一時間叫んでいる時もよくありました。物を投げたり、注意をすると「ままは私の事が嫌いなんだ!」と言ったりと、とてもしんどかったのも覚えてます。 

 周りの子と比べて、おかしいと思った私は、市が運営する相談所にあちこち相談しました🏃‍♀️

 でも、「ママに甘えているんだね」と言われたり、いわゆる、「発達障害」の症状を確認されましたが、わが子は、特に当てはまるものはありませんでした。幼稚園ではいわゆる「いい子」なので、先生たちに信じてもらえず、「なんでも言う事を聞いているからでは?」と言われていまい、自分を責めたり、きつく叱責したりしましたが、何も効果がありませんでした。

それでも、「何かが違う」という違和感をずっと感じ取っていました。

悩んで数年、ある事をきっかけに、児童精神科へ繋がるのですが、その話はまた別の時に書けたらと思います。

児童精神科医に癇癪の悩みを伝えると

「PCITをしましょう」

と言われました。

 ここから、私と娘の長くて辛いPCITに、よる治療が始まりました。

PCITの詳しい治療法の内容については、各自でお調べいただけたらと思います🙇

☆ PCIT開始としんどさ

 理由

1 毎日10分間の「特別な時間」という遊びを宿題としてします。自分から遊びを考えるのがとても苦手な特徴がある娘に、私が遊びを考えて治療に励まないといけないからです。最初は、気にならなかったのですが、治療終了まであと半分のところで「もう、辞めたい…辛い…」と思うようになりました。 

2 この治療のために「毎週一回の通院かつ一時間半もの治療の学び」をしないといけない事への疲労。

3 毎日記入するシートがあり、それが負担⋯

4. 経済的負担

 致し方ないのですが、PCITをする上で、親と子供の医療費がかかります。子供は自治体の医療費制度で、負担は少ないのですが、親は三割負担を払わないといけないです。私は毎週、二千円辺りを払っていました。なので、月に八千円です。

5. スキルをマスター

 治療中は、親子はあるお部屋に通され、そこから監視カメラで主治医と心理士が別室で、私にワイヤレスイヤフォンで指示を出します。最初は、私のスキル上達を評価するため指示はありません。ここから、約一時間半ほど、指導を受けます。今、思い出しながら書いているこの時点でも、頭痛がするぐらいしんどかったです。

☆PCITと子供の変化

恐らく、ここを多くの人が読みたい、部分ではないか?と思います。

1.子供の癇癪が落ち着いた。一時間は喚いていたのですが、だんだんと30分になり、最後には1分になりました。本人も、最後の方はできるだけ喚かないようにと感情のコントロールをするようになりました。

2. 母親自身がどうやって子供と関わったらいいのかがわかり、接するのが楽になりました。

 これだけなのですが、家の中が少しぎくしゃくしていたのが良くなり、私も癇癪に構える事がなくなりました。

 家の中で、PCIT(洋服を着替える命令をした時)を実践した時に一回だけ殴られた事があったのですが、その経験で、反省した娘は言う事を聞くようになりました。しかし、自分を自分で殴るより、痛かったです。

最後に

 結局なんで娘は親の前だけ、癇癪を起していたのかはわかりませんが、知的障害を持っているので、主治医は「特性からきてるかもしれない」と言っていました。PCITが終わるのに九ヶ月かかりましたが、今のところ大きな癇癪は起こっていなく、小さな癇癪はPCITのテクニックを利用して、なんとかやり過ごしています。

 ここまで、お読みいただき、ありがとうございます!