皆さんこんにちは✨
就労継続支援B型事業所 かなうラボ利用者のカンカン帽です👒
これまで「障がい者読本」とシリーズ化させ①〜②をお話しました。
本日は③とし、「障がいとトラウマ」としてお話いたします。よろしくお願いします!
障がい者の知人・友人に障がいになったきっかけなどをそれとなく訊くと、「ある」と述べる方が圧倒的に多いのです。それもトラウマ級の惨事を耳にします。障がいを持っている方はそういったトラウマ級の出来事がなきゃいけないのか、というくらい耳にするのです。

では健常者はどうなのでしょうか? 私は健常者に一人ずつ聞いていったわけではないのでこの辺の情報はありません。しかし心理学者フロイトが残した言葉からヒントを見つけることができます。
フロイトは成長の発達段階において幼少期から「口唇期・肛門期・エディプス期・潜伏期・性器期」といった段階があると唱えました。またこれらの段階において、その時期に心理的なトラブルが起こるとトラウマ的なモノが残るとされています。
子どもは、家庭環境が良好とは限りません。家庭内暴力のある家庭かもしれません。経済などの家庭環境が良かったとしても両親が厳しすぎたりすると、トラウマとして引きずってしまう場合もあります。
またフロイトはこれらの発達段階から、なんの心理的負担もないまま、理想的な大人になるのは希であることを述べています。
つまりわれわれ障がい者だけがトラウマ級の過去を持っているというわけでなく、健常者も似た過去を持っているということになります。
ここからは、ここまでを前提とした事実を記します。暗い気持ちになるかも知れませんが、われわれ当事者はやはり知っておいたほうがいいと判断し書きます。
たとえば兄弟が何人かいて、ひとりだけ知的障害だったりする場合、両親の愛情は健常な子どもに行きがちになるのです。これは進化心理学の観点から説明がついてしまうのです。優秀な遺伝子を残そうとする本能があるためです。
このような残酷な事実があっても日本では2013年から障害者総合支援法が施行されており、「障がい者読本①」で述べたように社会資源が豊富です。
もちろん社会資源関係で働く人、つまり福祉の人がみんな障がい者にハートフルなひとたちだけで構成されている、なんてことはありません。しかし状況は圧倒的に恵まれているのです。フルに活用し充実した生活を送ることを心掛けましょう。
とはいえ、辛いししんどい。どうにかならないかと感じているのは、当事者である私も同じです。上記のようなことを言われても辛さは変わらないし、どこから着手すればいいのか見当もつかない。お金も減る一方でしんどい。そんな方は「かなうラボ」で一旦生活を立て直してみませんか? 同時にスキルも身に着けられます。お待ちしております。
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